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【映画感想94】プライベート・ウォー/マシュー・ハイネマン(2019)


100本目指して週2で映画を見ている絵描きです。
今回は戦場記者メリー・コルヴィンの半生を描いた伝記映画をみました。
メリー・コルヴィンは2001年のスリランカ内戦で左目を失明しながらも、黒い眼帯を着けて戦地を取材し続け殉職した女性記者だそうです。

キャッチコピーは「挑む女は美しい」。

強い女性の伝記映画なのかと思ってみてみたら、
これはむしろ彼女自身の人生というより、
メリー・コルヴィンというひとりの記者の目から見た戦争を描く映画のように感じました。

たぶん「強い女」を期待してみた人には物足りなく感じるかもしれないけれど、個人的にこのスタンスは一般人が犠牲になっている現状と現地の悲惨さをなによりも世界に伝えようとした彼女のジャーナリストとしての姿勢に沿っているような感じがして好感を持ちました。

でも戦争についてどう思ったか、
戦争を直に知らない自分には言葉にできそうきかい。

アメリカ映画のためか政治的な部分はやっぱりちょっとぼかされていた気がしたのですが、
内戦について改めて調べようと思います。

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