台風の音を聞きながら

世の中、数奇なことが日々絶えないのでしょう
でもどこか、物語のようで
実感、体験としては
そうそう得ないというものです

求めると逃げ、手放すと得る
そんな体験が目の前に現れて
ビリだと思ってたのに世界が回ったら
先端にいたりする。

理解や受容や共存を諦めたものとは
無理せずに距離を取る。
あわよくば避け、あわよくば逃げ
ただ、向こうを跳ね除けないで
自分が手放し、自分が遠ざかれば良い。

心地よさを身の回りにおくことは大切です。
心地よくなかったら去れば良い。
そんなの甘い!!向き合え!みたいな
自己研鑽や啓発的な世界観よりも
流れに身を委ね、流れ流され
くつろいで生きていく

思ったことは言うし、嫌われたら
ただそうだっただけ。
手放すことを覚えたら
受け入れる空間ができた。

詰まった人間を目指すよりも、
空っぽな人間でよかったんだ。
そんな初老の初秋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?