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シナモンロール屋さんになるまで #15 カルダモンの差【明日、イベント販売があります】


先日初めて行ったオンラインストアでお買い上げいただいた分のシナモンロールを焼いた。微調整したスケジュールが功を奏し、1人チャレンジの最高数が焼き上がった。

今日は私が作っているところを見てみたいというパティシエのお友達も遊びに来てくれ、ゆっくりお話ししながら〜とでもしたかったが、そんな余裕はあるわけもなく。結局最後はお友達に助けられながらなんとか完成した。これは1人でできたと言えないかもしれない。

カルダモンの粒度

日本でカルダモンを買うと、ホールか粉末の2種類がほとんどだ。一方、フィンランドで売られているカルダモンは粗挽きのもの。このプチプチとしたカルダモンの粒が、生地の中に少しだけ入ることで香りのいいアクセントになるのに、粉末にしてしまっては台無しだ。

だから、Mäkipeltoではホールのカルダモンを一粒ずつ剥いて中の粒を挽いている。これもミルで挽くのか、乳鉢で擦るのか、ミルは手動か電動か、使う道具でかなり印象が違う。最近ようやく正解らしきものが見えてきたような気がする。

Mäkipeltoの北欧シナモンロールは、フィンランドスタイルには細かめのカルダモンを、スウェーデンスタイルには荒目のカルダモンを使用している。ほんの些細な違いだが、食べていただく際はこんなところにも注目してもらえると嬉しい。

明日4/14、押上で販売します

3月末の販売に続いて、4月も押上は業平のことまちプロジェクト(ことまちラボ)さんの、ことこと市に出店します。今回はかなり少量のご用意となりました。お求めの方はお早めにお越しいただけますと嬉しいです。

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