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シナモンロール屋の休日?2【イベント販売のお知らせも】


近所でパンマルシェが開催されていたので、勉強という名の、美味しいもの探しに出向いた。

都内のお店を中心に、それぞれこだわりの異なるパン屋さんが20店ほど並んでいた。マルシェ最終日、祝日という日だったが開店してまもない時間帯は行列のできているお店と、そうでないお店の差が目立つ。しかし1時間後にまた戻ってくると、さっきまでお客さんのいなかったお店の商品が完売していて、イベントというのは読めないものだなぁとつくづく思った。

商品をより美味しそうに、より魅力的に見せるためにどんなディスプレイの工夫がされているのか、列に吸い寄せられるお客さんは何をみて並んでいるのか、お店の方の声かけはどんな風か、勉強になる点はたくさんあった。美味しいパンだけでなく、これからのMäkipeltoの活動にも活かせるヒントを持ち帰ることができた。

偶然のフィン活

そしてもうひとつ嬉しいことに、鎌倉でフィンランドのパンを焼かれている「ライ麦ハウス」さんが出店されていた。しかも5日間の会期中、今日が唯一の出店日だった。日本ではなかなかお目にかかれないRuisreikäleipä(ライ麦の薄くて硬いドーナツ状のパン)やSaaristolaisleipä(ライ麦の甘くて柔らかい型焼きパン)のようなもの、そしてKarjalanpiirakka(カレリアパイ:甘くない米のミルク粥をライ麦でできた薄い生地で包んだもの)にも出会えた。

悩んだ末、Karjalanpiirakkaを食べたことがない彼のために、2つ買って帰った。家でさっそくmunavoi(刻んだゆで卵をバターと和えて塩胡椒をふったもの)をこしらえて、少しトーストしたpiirakkaに山盛りにしていただいた。これこれ、おいしい。まさに今日、なんの計画性もなく出向いた私を褒めたい。


夜はシナモンロール関連で、また少し新しい試みのためにせっせと試作。少しずつだが成形もマシになってきただろうか。新しい機材を下ろして、新しい素材も試して。どんどん楽しい方へ転がって行けそうな気がする。

シナモンロールイベント販売のお知らせ

墨田区は押上・業平に最近オープンした、地域拠点の複合施設「ことまちLAB」。

こちらの中庭でのマルシェ「ことこと市」に出店します。

Mäkipeltoのプラントベース北欧シナモンロールを普段より少し小さめにして、よりサクッと食べられるものを試験的に販売します。お近くの方はぜひ遊びにきてください。

ことこと市
2024年3月31日(日)
11:00〜16:00
@ ことまちラボ (半蔵門線押上駅から徒歩6分程度)

出店や販売の最初情報はMäkipeltoのInstagramをご覧ください。

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