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幸せにも種類がある。どんな時に幸せ?well-being時代突入。

Well-beingと、よく聞きますね。

「ただの幸せ、幸福とはなんか違うらしい」という認識の方も増えてきました。

ウェルビーイングとは

最近見たウェルビーイングに関する対談において、研究者の石川善樹さんは、この「ウェルビーイングとは何か?」という問いは、よくない問いだと言ってました。笑

それも一理ある、という感じで書いてみますね〜!

1947年に採択されたWHO憲章というのでは、”健康”をこのように定義しています。

健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます(日本WHO協会訳)

https://japan-who.or.jp/about/who-what/identification-health/

”すべてが満たされた状態”って、どういうことなのか?なかなか理解するのは難しいですよね。
この、すべてが満たされた状態が、”ウェルビーイング”ということです。

私は、このように理解しています。
厳密に言えば、「健康」という言葉そのものに肉体的、精神的、社会的という言葉が入っているから、こう言うと重複になるのかな・・。

でも、私はこれがわかりやすいと思う。

心も身体も健康で、それが続いている状態。
そして、社会全体も良い状態であること。

では、「良い状態」とは?という話になりますね(笑)。
社会に関しては、「健康」とか「満たされている」という表現て、あまりピンとこない気がします…。

これは、時代と共に変わるような気もしますが、私はこう思っています。

良い状態の社会とは?
人や自然の多様性を大切にしながら、1人1人が自分らしく幸せに生きることのできる社会

いかがでしょうか?「ちょっと分かりやすくなった」と思ってもらえると嬉しいです…。
でも、次の疑問が出てきますね(笑)。

幸せとは

あなたが「幸せ〜〜〜♡」と感じる時はどんな時でしょうか?

・おいしいものを食べている時
・出世した時
・好きな人と一緒にいる時
・欲しい物を買った時
・子どもが笑ってる時
・友達とわいわいしている時
・周りに褒められた時
・誰かに感謝された時
・好きなことを思いっきりしている時
・ごろごろ寝てる時

こんな言葉を見ているだけでなんか幸せになって来ますね〜♡

実は、この中には2種類の幸せがあります。
・短期的な幸せ
・長期的な幸せ

掘り下げてみましょう。

ちょっと危険な幸せ

上記の幸せの中で、以下の5つのみが身近に感じた方はいますか?

・おいしいものを食べている時
・出世した時
・欲しい物を買った時
・周りに褒められた時
・ごろごろ寝てる時

あまりいないことを願います。

これは”短期的な幸せ”です。長続きしない幸せという感じですね。

これを、”ドーパミン的な幸せ”と言うこともあります。
”ドーパミン”は、「幸せホルモン」と呼ばれる、神経伝達物質です。

よくよく上記5個を見てみると、全部、自分自身に矢印が向いていますよね。
「自分が幸せなら幸せ」みたいな人に見えます。


余談ですが、夫は競馬が趣味で時々2,000円で30万円ぐらいを当てたりします。「うお〜〜〜!」と喜んでいる夫の体には、まさにドーパミンがドバドバ出ていて、”短期的な幸せ”を堪能しているように見えます(笑)。

この馬じゃないね(笑)

すぐに見えない幸せ

では、”長期的な幸せ”とはどんなものでしょうか。長続きする幸せということです。

「良い人生だな」とか「充実した生活をしているなあ」とか、感じることはありますか?

日本人の特性でもありますが、そう聞かれても「良い人生だと、いつも感じています!」と胸を張って答えられる方は少ないかと思います。

でも、ここはウェブ上のメリットを活かして、あなたにお聞きします。

人生は、順調ですか?
家族や友達とは、良い関係ですか?
困難があっても、自分らしく健康に毎日を過ごしていますか?

いかがでしょうか。「うん、順調にいってる!」という方もいれば、

「う〜〜〜〜〜〜〜〜ん」と、考える人もいるかと思います。

「順調ですか?」とか言われると、順調じゃないといけないような気がしますけど、「そんなの分かんないよ。」とか「毎日いっぱいいっぱいだよ。」という人もたくさんいるといます。

今はなるべくそこにこだわらず、見てもらえればと思います。

この質問を見て、こう思った方もいるのではないでしょうか?
「どの辺からどの辺のレベルを、”順調”と言うのだろうか…?」と

”そう感じているかどうか”ということでいいのですが、なかなか測りにくいですよね。
見えづらいし、分かりにくいし、説明しにくいことだと思います。

つまり、そんな説明しづらい幸せが ”長期的な幸せ” ・・・(笑)。

なんやねん!笑

今、ウェルビーイングを研究している方達はデータを集めたり分析したりと、何かの法則を見つけたり科学的に説明できるように追究してくれているわけですが、いくつかわかっていることがあります。また詳しくは書きたいと思いますが、ざっくり例として挙げますね。

・健康か
・仲間に尊重されているか
・目標や夢があるか
・目先の「ありがとう」だけを求めるわけでなく、他者や社会に貢献しているか
など

幸せな人、ウェルビーイングな人になるには?

ここまで書くと、”短期的な幸せ”より”長期的な幸せ”の方がいいのではないか?という疑問が生まれて来ますが、そうではありません。

ただ、ドーパミンばっかりドバドバ出てるような生活をすると、依存しやすくなったりするので気をつけてください。

「私って、短期的な幸せばかり…」と落ち込まないでくださいね!

 バランスが大事です。

世界のどこかの博物館にて(私、これどこで撮ったんだろう。googlephotoの検索機能すごい。)

何事も、バランスが大事です。

人は”短期的な幸せ”を追い求めがちです。
だって、わかりやすいんだもん。
あと、生きるために必要なんだもん。

でも、”短期的な幸せ”を考えがち、、と知れば、”長期的な幸せ”を意識してみよう!と考えますよね!

”幸せには種類がある”ことを、ぜひ意識してみてくださいね〜*

ちなみに、幸せホルモンと呼ばれる、セロトニンは、長期的な幸せのためにもすごく大事です。
セロトニンを出すには、午前中の太陽光、リズミカルな運動、7時間以上の睡眠、腸を大事にすることなどが、大切になってきます。
また詳しく書きますね〜!

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