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個性を魅力に、両思いの関係を増やしたい。あべなるみのお仕事紹介

こんにちは。食と暮らしのブランディングカンパニー、TUMMY株式会社CEOのあべなるみと申します。

わたしは普段、自分のことを「ブランドストラテジスト」とか「ブランド戦略家」という肩書きで紹介しています。ただ、この肩書き、あまり聞き馴染みがないですよね。
調べてみたら、「ブランドストラテジスト」を名乗られている方は数名いらっしゃるようですが、デザイン会社やコンサルティングファームに所属されている方が多く、フリーまたは自営で、この種のお仕事をしているのは、かなり珍しいようです。
そのため、改めてわたしがブランドストラテジストとしてどのようなお仕事をしているのか、また、なぜ自営で動いているのかをご紹介できればと思います。

ブランドストラテジストとは?

様々なブランド(会社、商品、個人)がそれぞれの「ビジョン」を叶えるべく、今日も歩みを進めています。ブランドストラテジストは、そんな個々が掲げるビジョンを、個々が持つ「個性」を魅力として最大限活かし、達成する方法を考え、実行を支援する職業です。イメージ-1

達成までの道のりを描くにあたって、まだもやがかかっているビジョンの解像度をあげるお手伝いもしますし、今はまだ埋もれてしまっている、そのブランドが本来もつ個性を発掘し、魅力として磨くお手伝いもしています。イメージ (1)-1

個性を魅力として最も輝かせるアプローチをご提案するので、わたしが関わらせていただく領域は、ホームページのデザインといった「見せ方」にはとどまりません。事業や商品そのものの形、その販売方法や組織の体制に至るまで、領域の壁を設けず、その改良・実行に伴奏していますイメージ (2)-1

個性・らしさを最大の武器にして目的を達成する戦略を作っています。

全ての人・ものに「魅力は、すでにある」

このような仕事をしている理由は、「魅力的なものはすでにある」と強く信じる、わたし自身の信念があるから。
わたしは大学時代に農家を訪ねて畑に行く機会がなんどもありました。その時に、形が悪いからという理由で市場流通にのらない規格外野菜にときめき、普段野菜を食べない大学生向けにかわいいでこぼこ野菜として提案したところ、喜んでもらった原体験があります。
閉じたコミュニティや「常識」の中にいると、もしかしたら誰かの魅力になるような個性にも気づけないもの。人も同じです。「私なんか」という声を本当によく聞きますが、あなたが積み上げてきた人生は誰一人のものとも違う。誰かの真似をしたり、頑張って「お化粧」をしなくても磨けば輝く個性は全員にある。居場所はある。そう信じているので、個性を魅力として発掘し、ビジョン達成に活かす戦略を一緒に考えています。

個性が心に響いて繋がる、「両思いの関係」がもたらす幸せは、何ものにも変えがたい。

「ブランディング」というと、ライバルよりも目立ったり、競争に勝つことだと感じる人もいるかもしれません。しかし、わたしはブランディングとは、個性によって作り手と顧客の「両思いの関係」を生み出す手段だと解釈しています。
「お金を稼ぐ」ことだけでいうと、お客さんは「目に見えない遠くの誰か」がたくさん買ってくれればいいかもしれません。しかし、全く自分の商品やサービスが誰のためになっているのかわからなくなった時、そこに働く幸せは見い出せるでしょうか。
それよりも、自分が商品に込めたこだわりや、自分ならではの感性、個性に心からときめき、感動してくれるお客さんと繋がれる方が、働く幸せは感じられると思います。わたしが自営のブランドストラテジストとして戦略を提案するパーパス(理由)は、こうした両思いの関係、そしてその先にある幸せを世の中に増やしたいからです。作り手が愛情注ぎ、この世に生まれたものが雑に「消費」される世界が嫌なんです。心から感動する人に結びつけたいし、そうやって生まれたものにも成仏してほしい。(なので、単純に認知を拡大したい、売れればいい、という方にわたしがお役に立てることはありません。)

実力

ブランドストラテジストとしての職能は、新卒で入社し、配属を受けた株式会社博報堂のブランディング専門チーム、博報堂ブランド・イノベーション・デザインで実務を通じて学んだものがベースになっています。そこから、独自にブランドを研究・分析したり、独立してから個人や中小企業のパートナーとして伴奏する中で、独自の手法を編み出しました。
博報堂ブランド・イノベーションデザインでは某大手プレミアムビールブランドのストラテジストを担当。その他、ホテル、自治体、化粧品、日用品、合併後の企業、地域密着のお菓子屋さんなどなど、4年半の間に20社40ブランド以上の業務を担当してきました。農産物では佐賀県が今一押ししている「いちごさん」のブランド開発を担当しました。(前職の仕事は基本公開しない方針なのですが、この業務は担当の方から「あべちゃんの仕事として言っていいからね!」というお墨付きをいただいているので公開)画像1

会社を卒業してからは、創業期のSHE株式会社にジョインし、初期のサービスブランド「SHElikes」作りをリード。画像2

今はSHELikesのブランディング講座の講師もしています。

→その他反響は「#シーライクスブランディング講座」にまとめてます!

TUMMY株式会社を立ち上げてからは複数の中小企業、スタートアップ、農家、農産物、個人のブランド方針作成にコミット。新規のブランド立ち上げにも複数伴奏しています。こちらはまだ世の中に出ていないものがほとんどなのですが、今後わくわくするブランドたちを紹介していきますね!
ちなみに、わたしのストレングスファインダーの上位2つは戦略性とポジティブ。まさに、魅力を見つけて、わくわくする未来のために活かす戦略を考える、ブランドストラテジストのお仕事は天職だと思っています。(えっへん

with コロナ・afterコロナの時代に備えて、一緒に「両思いの関係」のあるブランド作りを目指しませんか。

今回の新型コロナウイルスが浮き彫りにしたのは、目に見えないお客さんだけを相手にお商売をする危うさだったのではないでしょうか。
有事の時にでも自分のブランドを応援してくれる、濃い両思い関係性は、経営資産と言っていいほど、これから一層大事になってきます。
地球にあらゆるガタがきている今、次いつ日常を分断する大きな災害や感染病が起こるか分かりません。
自分の働く幸せのためにも、経営力をあげるためにも、個性を魅力に変える強い経営・ブランド戦略を一緒に描きませんか。

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TUMMY・あべのブランディングサポートは単発のアドバイスから定期アドバイス、デザインも含めたフルサポートまで様々な形があります。

まずはご自身の思いの丈やもやもや、ご共有ください。何から考えていくべきか、時間のかぎり相談にのります!

<初回相談>
・おひとり1時間
・場所:オンライン(Zoom)
・謝礼:ご自身が生産されたものを送ってください。お手紙でも何でも構いません。
・問い合わせ方法:あべなるみのTwitterDM、またはHPの問い合わせから連絡ください。

※子どもが幼いので4月は5名限定としたのですが、一応窓口は常設することにしました。

最後に、わたしには今0歳の娘がいます。娘の生きる世の中がお腹から感動するような素敵なものに溢れる世界であるように、自分のできることをしたい。次世代の明るい未来のために頑張る方と、パートナーシップを組ませていただけると本望です。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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