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これから挑戦するあなたへ。初のクラファン挑戦で分かった、人生で大切な6つのこと

こんにちは!愛食文化の提唱者、愛を伝えるフードカタログギフトaiyueyoオーナーのあべなるみです☺️
わたしは現在人生初めてのクラウドファンディングに挑戦中。まだ折り返し地点ではあるのですが、おかげさまで300万円という高い第一目標を3日で達成することができました。きゃ〜〜〜〜!圧倒的感謝🎊🎊🎊!

そうしたこともあって、すでにもう学びが深すぎる!ので、ここまでの挑戦を通じて気づいたことをまとめてみたいと思います。
正直、「これさえやればオッケー!」みたいなクラファン必勝法をまとめたら需要ありそう💞と、したたかなわたしが耳元で囁いたりもしました!
でも、やってみての結論は、戦術的な必勝法はない。正確には、必勝法「じゃ」ないということ。例えコツはあったとしても、そこだけなぞっても意味ないと感じてしまったんです。
そのため、タイトルもデカくでたな、という感じですが、クラファンに限らずこれから挑戦したいすべての方々に、人生単位で大切なことについて今回学びを書きたいと思います。よろしければお付き合いください☺️


前提として

今回の挑戦の背景を軽く共有させてください。わたしはもともとブランド戦略家としてのキャリアを積んできた人間。3年ちょっと前に起業してからは関心のあった農業領域でブランディングをする仕事をしてきました。要は身一つでできるスキル売りの仕事。気軽気ままに働けるし、それを好んできました。そこからあるきっかけで「販売がしたい」と思うようになり、初めてまとまった初期投資が必要になりました。それで挑戦したのが今回のクラウドファンディングです。
販売事業をしたいと思うようになったのは、なんと2年前の夏。本格的に動き出せたのは去年の10月だから、実に1年以上やりたいけどいまいち手をつけられないという期間を過ごしていました。でも、今思うとこの期間にもがきながらもやったことがすべて繋がっていたと思うのです。

お待たせしました。では本題に入っていきましょう。


①信用貯金、貯まってる?


クラファンはその期間の勝負にあらず。これが、正直にわたしが一番感じたことでした。自分が勝負を仕掛けるときに、応援の手を差し伸べてもらえるような関係性を今まで紡いできたのか。自分の名前で、誠実に人と対峙してきたのか。その積み重ねが数字として現れるのがクラファンなんだと思います。もちろん、挑戦する活動の素晴らしさも大きな要素。でもそれ以上に四の五の言わずにこの人を応援したいと思ってもらえるってやっぱり強い。わたし自身、正直すべての人間関係で誠実を尽くしきれたか、というとそうではないと思います。うまくいかないこともあった。逃げたこともあります。でも、最善は尽くしてきたと思う。支援の反響から、直近のご縁からもう何年も前に紡いだご縁までここに繋がってくれたのは大きな感動がありました。誠実に生きてきて良かった!自分の名前を出し、日々誠実に努めたことはちゃんと信用貯金として貯まっているんです。

畑には直接お伺いして話をしたい派


②無駄なことはひとつもない


2つ目。上の話にも繋がりますが、これまでの自分の歩みに無駄なことはひとつもないんです!それはもう、感動的なほどに!
わたしの場合は、冒頭に農業領域でブランディングをしている、と書きましたが、実際にはそれだけをやって来たわけではありません。起業前に所属していた女性のキャリア支援を行うSHE株式会社。その縁でずっとブランディングコースの講師をさせていただいています。女性起業家さんのブランディング支援を受けることを複数ありました。縁が派生して中小企業さんのブランディングもお受けしていました。
求めていただけることに応えてきたものの、「それ、農業領域のブランディングじゃなくね?信念曲げてね?」という疑念にはわたしも完全には答えきれずに今までを過ごしてきました。
直線的にじゃないなあと自分でも思いながら、求めていただいて自分がお渡しできることをやってきた。
そのご縁は、すべてこのクラファンに繋がりました。盛り上げ施策の1つとして初日に開催した愛食サミットでは、ご支援してきた女性起業家のみなさんが快く登壇を引き受けてくれました。中小企業ブランディングで出会ったインビジョン社は、プロモーション動画にも出演してくれ、会社多数のメンバーも支援に回ってくれました。

各方面で活躍する豪華すぎるゲストのみなさん。😭
インビジョンメンバー出演の応援動画。😭

自己統一が完全にはかれていないことに嫌悪したこともあった。これでいいのかと思ったことも、もう何度もありました!でも無駄なことはほんとうに一つもない!今迷われている方がいたら、あなたの今の誠実は必ずつながるから!と心の底からお伝えしたいです。


③あなたは「助けて」が言える人?

3つ目、これです。これも自分にとってめっちゃ大きかった。販売をしたいと思った2年前、わたしはこれが上手にできない人でした。いや、正確には最近までできなかった。何なら今もまだリハビリ中!

少しだけ言い訳をすると。わたしは子育てと仕事を両立できる人でありたいと願う中で、自分の身一つで気ままに働けることを望んで選んできました。自分の暮らしを守るために「なんでも自分でできる風」を装い生きていたの!(実際蓋を開けると書類の読解も困難なポンコツなのですが)自分でできないと周りに頼ることになる。その中で自分が暮らしを優先するようなことをすると相手にご迷惑をかける。ご迷惑をかけたくなくて、人に頼るのが鬼ヘタだったんです。
そんな自分がネックになっているとも感じていて。自分と向き合うコーチングやスピリチュアルセッションを受け、人との関係性を構築できる自分へと訓練を重ねてきました。極めつけは去年の10月に受けたmorning houseのライフチェンジャーへの参加。駄目なところも、助けてほしいことをおっぴろげていいという後押しに自分の殻が割れました。同時期に仲間になってくれたゆっちさん。彼女がチームを作ろうと声を上げてくれたことも重なり、前に進むことができました。
2月にaiyueyoのテストマーケとして行った展示会。わたしは来てくださる知人・友人に「助けて」と言いまくってました!圧倒的変化、成長。涙
その時声をかけたメンバーが一緒にクラファンを作ってくれました。

写真は展示会の時。「おらに力を分けてくれ〜〜」というフリップを持ってめちゃくちゃ助けてを言いまくってました。


④仲間と呼べる人が周りにいる?

共感しあう大切な方々。

「販売がしたいけど何をどうしていいか分からんなあ、もやもや…」としていた1年の間に新規に始めたことがあります。それが「ナエドコ」というコミュニティづくりでした。ナエドコは、わたしと同じように食と農の領域に心惹かれ、自分なりの活動を作りたいという方々で横で繋がるコミュニティです。コミュニティを始めたのは明確に「販売事業につなげるぞ!」という意気込みがあったわけではなく、ただただ一人もがき苦しんでいたので、この孤独感を共有できる友達が欲しくてたまらなくなったからでした。幸い、(それも勢いだけで始めていた)メディア事業「ハタケト」の母体があったので仲間集めをスムーズにすることができました。
今一緒に事業を考えてくれているのも、展示会で応援に来てくれたのも、いの一番にクラファンを支援してくれたのもこのナエドコのメンバーたちの存在はとんでもなく大きかったです。
信用貯金はあったとしても、目に見えて「この人はきっと応援してくれる」と思える仲間がいるのって、これ以上強いことはないと思います。もし今あなたがもやもやされているのなら、コミュニティづくりに投資することをわたしはおすすめしたい
そして、わたしは仲間にたくさん助けてもらったから、仲間のその時にはいの一番に立ちます。そう思える気持ちがあることも、わたしはわたしで成功するぞ〜!というモチベーションにもなっています。

展示会に駆けつけてくれたナエドコメンバーたち。愛



⑤そのお金はわたしのため?


5つ目はクラファンでお金を集める意味、もっというとこの事業のお金の意味に自分が腑に落ちているかがすごく重要に思います。
もともとわたしはお金を稼ぐことに卑しさを感じてしまうタイプで、「不当に私腹を肥やしている」と思ってしまう、あるいは「思われたらヤダな」と思う傾向がありました。
でも、もやもやと過ごしてきた期間の中で、お互いにサステナブルな関係を紡ぎ続けるためにお金って必要だよねと理解できるようになれた。特に今回のaiyueyoはブランディングの仕事を通じて「この素敵な人の食をもっともっと広げたい!」「ずっと一緒に上がっていくような関係性を作りたい!」ということが発端で始まった事業。この事業でお金を得ることと推しを推すことが完全に一致していたので、稼ぐことに迷いがありませんでした。さらに、わたしが推したい方々は地球に良い農業を選んでいる人。つまり、この活動が地球環境の負荷軽減にもつながることは、さらに自分が活動する後押しになりました。
また、提供価値を練りに練って事業開発していく中で、aiyueyoは自己肯定感が低すぎる日本で、愛を伝え合い、ごきげんを伝播するアイテムに設計できた。この商品がわたしが素敵だと思う人を推すことにも、地球を良くすることにも、誰かを幸せを増やすことにも絶対につながる!と心から信じられていることが、人様からお金を拝借することへの迷いを生みませんでした。(ここまでくると、「わたしのため」って意識がない。)

ことクラファンでいうと、関わっていただいているのは、お互いに共感し合う素敵な方々ばかり。だから、ここで集めるお金がその方々へのお支払いになることもプラスにしか思っていなかった!
働く人も含めて、自分を介してお金を良いように世界に循環させるイメージを持てているかは馬力に関わる重要なポイントだと思います。

みんなにとって素敵なお金の循環を産むぞ。お〜!って気持ち。


⑥あなた自身はごきげんな人?


最後に6つ目。挑戦するわたし自身が周囲にごきげんをシェアできる精神状態に在るかということもめっちゃ大事だなと身にしみました。クラファンに限らず、何か挑戦する時って不安にもなるし、熱心・熱血であらねば、必死であらねばという使命感も湧いてきやすいと思います。
わたしも何度もその圧にのまれそうになりました。
でも、余裕がなかったり、怒っているエネルギーでは一部の方は巻き込めても、多くの人を惹きつけることはないと思います。ごきげんな人に人は集まる。だったら、挑戦するリーダーは、ごきげんの震源地のような人がいい
先述の通り、クラファン初日は「愛食サミット」というaiyueyoが表現したい世界線を爆発させるイベントを用意していました。わたしはゲストに向かってひたすら推しを推しながら「愛食」をプレゼンテーションしていたので、もう楽しくて楽しくてしょうがなく、必死感を出す隙間がなかったんです。これがほんとうに幸いしたと思います。クラファンページに込めるものは込めきっていたので、あとわたしの役割は楽しさを広げることだけ。
初日前日に、憧れのプロデューサー川原卓巳さんからも「手をグーからパーにしたほうが周りは支援しやすい😉」とアドバイスいただいいたことも幸いしました。とにかくわたしは自分の信じる世界観を楽しんで表現しきることに集中できました。
最高だって信じることを表現するんでしょ?😉だったら想いは、文章や商品に託して、あなた自身はニコニコるんるんでいいんです!

子どもたちと畑の機械で遊ぶ(跨っているだけ)


最後に


ここまで読んでくださりありがとうございます。
わたしの学びがこれから挑戦するあなたの心の足しになったらこれ以上嬉しいことはありません。

え、お礼がしたい?
そんな方は、aiyueyoのクラウドファンディングは引き続きご支援(というか、一緒に愛食の世界を面白がってくれる仲間!)を募集中!
応援どうぞよろしくお願いいたします!ポチッとな!😆


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