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今週のKPT 2020/01/04 - 2021/01/10(Vol.37)

こんにちは。
なるぴーです。スマートフォンゲーム業界で、コンテンツディレクションと、プロジェクトマネジメントの二刀流使いです。
さて、2021年初回の振り返りになります。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
月曜から仕事始めでしたが、一週目とは思えないほどのスピードで過ぎていきました。

なぜか、突発的に発生する案件の数々。
なぞに、肥大化する業務量。

そして、1/3の夜に寝つくことができず、なぜか初日を1.5時間睡眠で迎えるという謎の駆け出し。
昼夜逆転の生活をしていたわけではなかったのですが、年末年始休暇でノンビリしすぎた焦りでしょうか。
なかなかの状態からのスタートですが、私は元気です。

Activity / 主な活動

●プロットの調整
年末に監修提出していた、プロットがいくつか戻ってきました。
これに対する調整を行いました。

●動画コンテの社外調整
社外でコンテ、社内で動画制作という初めてのパターンでした。
なおかつ、素材が揃っていない状態なので、内容やスケジュール調整の難易度が高かったです。
ここは反省点があるので、Problemで取り扱います。

●緊急事態宣言の方針決め
こちらの影響を受けるゲーム開発のひとつが「収録の実施」です。
ゲーム内のシナリオがフルボイスのため、方針を決める必要がありました。

基本的には以下の方針です。
・収録実施は止める
・間に合わないものは、ボイスなしリリース
・後日にボイスありリリース

施策が並行で何本も走っているので、これの方針決めと各所との合意をやりました。

●原作MTG
原作者との企画すり合わせMTGがありました。
少し先の、企画の初手の方向性をすり合わせする、大事なターンです。

●仕様調整
大きめの施策をやるときに、必ず表現面でギミックをひとつ手を入れます。
今回は工数の限られた中で、クライアントエンジニアさん、デザイナーさんと「やりたいこと」の方針を握りました。

●メンバーのMBO 振り返りサポート
ちなみに、自分はマネジャーではないのですが、自チームの目標設定と振り返りに入ってます。
よかったメンバーは、より説得の材料が増えるようFBを。
改善がまだ必要なメンバーは、なぜ足りなかったのか?来期どうするのか?のアクションプラン決定のサポートを。
ここで、「来期は気をつける」とか「改める」というボンヤリしたものやお気持ち問題にするのではなく、行動に落とし込むのがミソ。

●ブラックボックス化した仕様の解き明かし
BGMの仕様でブラックボックス化していたものがありました。
担当者が変わって、BGMの発注をするにあたり、いくつか情報を集めないといけないものがあり、
これを確認し、ヒアリングするというのをやってました。

●企画ブレスト
自分が必ずやることが、「各コンセプトを決める」です。
ゲームコンセプトだけでなく、シナリオコンセプトや、ゲームサイクルコンセプト、報酬設計コンセプトと、
とにかく最上流で「こうする」という軸を決めて資料に落とします。
これをやらないと、メンバーが増えたときに後で「なんでだっけ」が発生するので

と、新年の一週目なのですが、
なんだかトピックがいつもよりもとてもボリューミィです。

Keep / 良かったので、継続すること

●KPTを続ける
2020年の4月から始めたこの取り組み。
元々は第1回目の緊急事態宣言が出た、ということもあり内省と発信機会をつくることが目的でした。
なかなか、あっという間に時間が過ぎ去ってしまうので、なるべく考えたことを残していきます。
自分はどちらかというと、「思考の瞬発力が遅いタイプ」かなと思っていたのですが、この振り返りをすることで、
日頃の断片的な考えが整理・体系化され引き出すのが早くなったように思えます。

Problem / 悪かったので、改めること:今週のぴえん

●事前準備不足
外部でコンテをつくり、内部で動画制作するという初の試みのものでした。
コンテをつくるにあたり、
・事前に何が必要なのか
・それはいつできるのか
・期日に間に合わせるために、どのような進め方をするのか?
しかし、これに対してちょっと溢れていたためコンテの内容をシェイプアップできないか?で設定したもの。
よくよくMTG中に社内ヒアリングを進めると「なんとかなりそう」とのこと。
ちょっと自分が、専門外であるところと事前の社内でのすり合わせが不足しており、社外の方に迷惑をかけました。
自分の中で着地イメージをよりもって臨むよう、事前準備に力を入れます。

Try / 新しく挑戦すること

●発信量を増やす
先ほどの、Keepにつながりますが、「ゲームちゃんとつくれるようになる」ために、
幅広い知識の理解が必要だな、と思ってます。
動きがあるところに情報が集まる、というのはこの世の真理だと思うので(人もおカネも)
こんなご時世だからこそ、発信を続けていきます。

ゲームづくりは、理論と感性が混ざり合うなかなかおもしろい分野(しかもそれを他の人とやる)ので、
これ自体が、ある種の「高難易度のゲーム」だと思います。

今週は以上です。
それでは今年もよろしくお願いします!

ここまで読んで下さり、ありがとうございました! サポート頂いた分は、新しい記事を作成時の参考書籍や、 勉強代に充てさせてもらう予定です。