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障害者総合支援法の主要サービス利用者数推移(2024年3月分まで)


障害者総合支援法のサービスごとの利用者人数の年次推移

定点観測として障害者総合支援法の主なサービス利用者数の推移を更新する。

利用したデータは厚生労働省WEBのホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 福祉・介護 > 障害者福祉 > 統計情報
にある「4 障害福祉サービス等の利用状況について」(3)からスプレッドシートをダウンロードして、年平均を算出してある。

2024年の傾向は前回と比較してもそれほど変化はない。増えない増えないと言われているグループホームも着実に増えているし、減らない減らないと言われている施設入所支援もやはり減少が続いている。
就労継続支援B型の伸びはやはり顕著。コンサルさんもしっかり入っているみたいだし、やはり日中活動系は美味しいのか。

今回からグループホームの累計をしっかりわけて記載してみました。日中型の伸びは一段落かな?

私の住んでいる自治体でも、日中支援とつながっていないコンサル系グループホームのチラシをよく見かけるようになった。正直なところ、人集めには苦労しているようだ。家族を託す親御さんとしては、できるだけ日中活動でお付き合いのある事業所さんにお願いしたいというのが人情だが、そこはもうすでに一杯で、新しいグループホームが増える見込みはない。すでにある住居転用型のグループホームはとっくに耐用年数が過ぎているので既存利用者さんの引っ越しと既存グループホームを回すので手一杯。

先日のNHKの施設入所待機者22,000人の調査でも「親なきあと」の行き場が「入所施設」か「グループホーム」の二択だったけど、箱は高くなったし、人は今の報酬では増えないし、正直、今の事業所イニシアチブ型の現物給付サービスでは手詰まり感しかない。



定点観測所からは以上です。

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