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「ノートに書く」というセルフメンテナンス

最近、「ノートに書く」習慣を取り入れたら、生活がよくなってきたので、シェアします。

岡田斗司夫さんの「あなたを天才にするスマートノート」という本を読んだのがきっかけの習慣です。

一日の終わり、頭の中を荷ほどきするための夜ノート


岡田斗司夫さんの本を一部参考に、毎晩ノートに頭の中にあることを書くという習慣を取り入れました。

このノートで守っているルールは以下の4つ。

  • 1日、見開き1ページ使って書く

  • 最初にその日良かったことをノートの右側に書く

  • 空いているスペースに、頭の中によぎったことを、ただひたすら書き続ける。

  • ノートは原則見直さない・保存しない。


頭の中にある思考をノートに書き写す行為は、頭の中の荷ほどき。

上手くいえないですが、ノートに書いていくと、すっきりした頭で眠ることができるようになりました。


ノートを始めるきっかけ


このノートを試すきっかけは、就寝前に頭がオーバーヒートする日が続いたから。

在宅勤務のせいもあり、仕事終わりから残った仕事の課題や、色々もやもやがあり、フリーズ寸前のPCのように頭の中が色々なことを考えてグルグル回っている日々が続いていました。(プログラムデバックが終わらない日とは、特に気になって仕方ありません)

気分転換に取り込んでも、頭は沈静化せず。
一時期は頭脳労働をあきらめようかと思ったほど。

そんな中、この頭をよぎっていることをノートにひたすら書く習慣を取り入
れてから、このグルグルが沈静化しました。


見直さない・保存しない理由


ルールの最尾後に「ノートは原則見直さない・保存しない」があるのに違和感を感じる方もいるかもしれません。

確かにノウハウを残すという目的であれば、保存したほうがいいです。

しかし、ノートを保存する労力はかなりのものです。
ノートを読み返して残すページを厳選したり、別媒体に転記するかスキャンするなどの手間を意識しなくてはならなくなります。
つまり、保存を意識すると、とたんに面倒なことが急増します。

そしてこのノートの目的は、あくまで頭の中の荷ほどき

もっというと、安心して忘れるためにノートに書いているといっても過言ではないです。

そのため荷ほどきだけに集中したいので、あえて「保存しない」ことをルールにしております。


デジタルではなく、アナログだからこその価値


この作業は、アナログなノートという紙媒体だからこそ、価値があると思います。

デジタルのほうが、ノートを買わなくてよかったり、記録を残せたりと一見メリットがあるように見えます。

しかしデジタルの場合、推敲したりブラッシュアップがなまじできてしまうため、ついつい書いたものをいじってしまう。
そしてなまじ綺麗な文字になってしまうがゆえに、つい、綺麗な文章でまとめてしまいがちです。

手書きの場合、一度書いたものを消すのは難しいため、一回書き出したしたら、それで終了。

文章をかくのは大変だけど、キーワードをはきだすのはとても速い。

頭の中を乱暴にはきだす用途だと、アナログの方が断然楽です。


またデジタルだと、便利がゆえにメールの通知や気になるサイト、やり残した作業をもう少し手を付ける…など、色々な誘惑がやってきます。

アナログノートだと、目の前に白い紙しかありません。
なので、ただノートに書く、この作業だけに一点集中できます。

ノートと向き合う時間を楽しむ


ノート生活をはじめて気づいたことですが、一日の最後にノートを書く時間は、大切な自分の時間ということ。

自分のことだけに集中できる時間を一日の最後に確保できるのは贅沢な行為であるということを、多忙な毎日を送っている方であれば共感いただけるのではと思います。

24時間すべてを自分の思うようにコントロールするのは難しいですが、一日の終わりに、自分だけの時間を用意する位のコントロールは、やろうと思えばなんとかできるかと思います。

そしてこの時間を確保することが、自分を大切にするというマインドセットにつながりました。

控え目にいって、生活が充実します。

最後に、自分がこのノートに向かい合う時間は、この写真のように暖色の間接照明+モニターライトにしています。

照明を工夫するだけで、ノートに向かい合う時間を、極上の時間にすることができるのでお勧めです。


※今回きっかけになった岡田斗司夫さんの本はこちらです。
 かぜのたみさんのYouTube動画で知りました。


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