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あと一日生きてみない?

推し活は継続することが大事と書いてきたけど、「生きる」 ことも毎日の積み重ね。最初から目標を高く設定すると息苦しくなっちゃうよ。

辛いニュースに苦しむ人への対策と心の話

上島竜兵さんに関しての報道で心を乱された人達が、かなえ先生のマシュマロ(匿名で送れる私書箱のようなもの) に自分の気持ちを吐露している中で、先生が動画を挙げてくれた。 

すでに2万回再生を突破した動画。先生は配信勢なので動画自体をほぼ挙げないけれど、必要な時にはこうして心を落ち着かせる動画を挙げてくれる。

「犯罪学教室のかなえ先生」 より

5分ほどの動画の中に、テレビ、SNSでの自衛対策や自分の心をどう守るかが詰まっています。心が落ち着かない人にこそ見て欲しい。

ガイドラインを守らなかったマスコミの責任

著名人の死を扱う報道に際して、WHOはガイドラインを定めている。

これを守らなかったのが、フジテレビとテレビ朝日。特にフジテレビは故人の自宅前からの報道を続けていて、記者の背後の斜め向かいには小学生が歩いていたという、周りに何も配慮のない報道だった。

神田沙也加さんの時もそうだったけれど、故人のご遺族に対してまで 「どういったお気持ちですか」 などと聞くこと自体が心ない報道であるということを、一部のマスコミ関係者は理解できないのだろうか。

過去の例から何も学んでいないんだなと思わざるを得ない。


生き汚くていいじゃない

上島竜兵さんの件で引きずられそうになる人もいるし、実際に今も 「死にたい」 と考える人も多いだろう。

生きろ、命は粗末にするな、誰かが死にたい日が誰かが生きたかった日だなどと言っても、

実はこれらの言葉は死にたいと考える人にとっては何の効力も示さない上、余計に相手を意固地にさせるだけだ。

だから私は死ぬなとは言わない。昔からこのスタンスは変わらないし、私は死ぬのが怖い。そして死にたくない。

世界は綺麗でもないし、そもそも生きていること自体が汚いものだと考えている。食べることも性行為も、人間の欲も全てが汚くて浅ましい。そして反面どうしようもなく 「生」 にすがって生きている。それが私だ。

もう一日生きてみない?

何も楽しいことがない、そんな日常で何かひとつだけでもこれはよかったなと思えることがあったりしないだろうか。

何でもいい。ご飯が美味しかった、推しの配信やライブが面白かった、空が真っ青で綺麗だった。なら明日はどうだろう。

「死ぬまで生きよう」 なんて決めたらしんどいから、何かひとつだけに期待して生きてみる。その日を生き延びたらまた明日生きればいい。そんな生き方だっていいじゃないか。

それでも死にたくなったら

先生も動画で紹介している、厚生労働省の悩み相談。そしてこのサイトにはLINEを使う相談や、非営利団体が行っている相談窓口も載っているのでどうしても落ち着かない時には連絡をしてみよう。

繋がりにくいかもしれない、しかし連絡をしてみようと行動できたら、あなたはまだ本心では生きたいと言える。綺麗事でも私はそう言い切ろう。

最後に

生きづらいよね。本当にこの世の中は生きづらい。そして汚くて恐ろしいほどに美しい。だからもう一度言うよ

もう一日だけ生きてみない?
明日は何かがあなたを待っているかもしれないから。

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