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#120 なんだかんだでみちYOSAチーム演舞回想録(後編)

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誤った者を責める者を責める者は
より正義を成した気分になれる

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というわけで急遽始まったみちよさ回想録。
そして更に前・後編になった後編をお送りしたいと思います。

あまりたくさんのチームに言及できてなくて申し訳m(_ _)m
どの祭りでも「他とは違う」という所にが一つでもあれば印象には残りますよね。個性的なチーム推し(あと縁のあるチームも)の筆者です(笑)

では後編いってみましょー。

福島学生"源種" ~seed~

<福島学生"源種" ~seed~>
冒頭の風格のあるセンター踊りや後方から飛び出してくる演技力たっぷりのおかめ?部隊。群舞も様々な隊列構成で見栄えをどんどん展開していって、後半には扇子・太鼓・衣装替え・大幕と「源種ってこんなチームだったっけ?」と思わせるくらい、これでもか!という程にたくさんの演出が盛り込まれて飽きさせない構成になってました。10強入りも納得ですね☆おめでとうございます。

<海童いしゃり>
三陸を代表する純和風チーム。粋でカッコいい王道のソーランテイストの作品でしたが、このカラーの演舞を観たくて来ているファンも多いはず。人数こそ多くはありませんでしたがそれをカバーする3本の大旗と、キメどころをしっかり決める踊りで見事10強入りを果たしましたね。おめでとうございます!

<みちのくYOSAKOI THE!!駆波”乱>
みちよさを代表する学生チーム。何気に筆者もOBだったりします(笑)コロナ化でどのチームも人数不足に喘ぐ中、相変わらず大所帯のざっくは2チームに分けて参加(昔もやってましたw)上限ルールの無い長町では100人以上いたとか?第1回から参加のベテランだけど作風は何年たっても変わらぬほっこり系。元気と勢いでこれからも東北学生の牽引役でいて欲しいですね☆

<六葉>
今回は他からのチームメンバーさんも迎えて、天空しなと屋さんの「情熱」という曲を披露。チームとして参加ができなかった人達や個人でみちよさに参加したい人達の受け皿となって、みちよさを楽しむこととよさこいを愛する力をパワーに変えた様な元気一杯の踊りを観せてくれました。総踊りよりも総踊り感のある演舞で何度も追っかけた人も多かったのでは?

<北海道学合同「北人」>
今年も北海道から参加してくれました。何気に筆者のデビューチームでもあるのですが、3年目から生まれた「ハウス」のメロディは20年以上経った今でも作品に織り込まれていて、昔を知る人には懐かしく、そうでない人にはノリノリの楽曲として変わらぬ良さを発揮しています。とにかくパワー!って感じで4年振りのみちよさに元気を与えてくれたと思います☆

<弘前大学よさこいサークルHIRODAI焔舞陣>
ソーランでも拝見させて貰ったと思ってますが、多分その頃とは別物といってもいいくらい良化していたと思いますね。振付や衣装などは学生よさこいのオーソドックススタイルですが、隊列移動の動き方や斜陣での送りの見せ方など、練習量が見えるキビキビした動きで後半尻上がりに盛り上がりましたね。第2位おめでとうございます☆

<灯志>
今年のみちよさに参加する為に結成されたという北海道学生チーム。太鼓・大旗・扇子を起用した最近流行りの和風スタイル。その中でも楽曲が非常にクセがあるというか、今まで聞いたことのない様なボーカルで耳に残りますね☆今年の開催がどうなるか解らない時点からみちよさを目指したチームと作品を作って参加してくれるその心意気が嬉しいですね。入賞おめでとうございます☆

<我流>
みちよさを愛してやまないチーム我流さん(笑)ソーランよりはやはり人数は少なめでしたが、よりレベルアップした大河絵巻を観る事ができました☆こういう物語テイストな作品は過去にもいくつかあったので、剣劇やコスプレのチームもいるみちよさという舞台とは相性も会場ウケも良かったと思います。声掛けられなくてすいませんでした(笑)

<羽跳天>
始まる前からピンと張った空気感を醸し出しており、激しい踊りの中にも群舞の基本である揃いっぷりが素晴らしい。その中でもしっかりと鳴子の音色を響かせ、乱舞パートでは元気一杯と、みちよさの加点要素を全て満たしてのではないでしょうか?演舞に懸ける気迫が他のチームより一段階上だった気がします。12回目のコンテスト開催にして初の地元・宮城県の大賞チームに輝きました。これからの一年のみちよさの顔としてこれからも躍進していって欲しいですね。おめでとうございました!

<みちのくYOSAKOI大漁連>
みちのくYOSAKOI祭りをPRチームとして第一回より支えてきた、みちよさの顔役といってもいいチーム。演舞中の口上にもあったように、みちよさに多くの種を蒔き、たくさんの笑顔と花を咲かせてきた団体だと思います。
演舞と共に舞うたくさんの大漁旗が、波止場の別れを感じさせる様にも見えてグッと来てしまいました。
大漁連が作り上げてきた歴史と縁は、これからのみちよさにもしっかりと継承され、芽吹いていくと思います。25年間本当にお疲れさまでした!

みちのくYOSAKOI大漁連

今回50人以下ルールがあった為、どのチームも演舞構成の規模は小さかったと思いますが、それだけに「この人数でどれだけ迫力ある作品を見せるか」という技術は高まったのではないかと思います。
もちろんチーム上限人数を縛るルールは全く不要だったとは思いますが・・・そもそもみちよさの会場が大人数に適していないというのも周知の事実ではあるので「中規模人数の作品演出に特化した祭り」というポジションを狙ってもいいのではないかと思ったりします。

てなわけで今後のみちよさがどう発展していくのか、それともずっとこのままなのか?(笑)
来年にも期待して応援したいと思います☆

んでまず~
(「ばいばーい」的な方言らしいけど、使ってる人いるのかな??)


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