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観能と師との語らい

9月2日に『宇都宮能』が催されました。シテは私と妻とが師事した能楽師でした。
演目は『巻絹』でした。耳が遠くなっていて、補聴器を着けていても聞き取れないところがありました。
終わってから着替えが終わった師と奥様とご子息、弟子たち7人で、車三台に分乗して鹿沼市の知る人ぞ知るしもた屋の、季節料理の料理屋へ行き、師ご一家の慰労会をしました。
美味しい料理と、師弟の和気藹々の食事会は誠に楽しいものでした。
私が師事したときには大学を卒業と同時に亡き御父上の弟子を引き継がれて、まだ二年目か三年目ころでした。
師はすっかり好々爺になられて、私らもくつろいでお話しできました。
今生の思い出になります。❤

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