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声のお仕事受発注プラットフォームをまとめてみる~海外編~

 こんにちは。会社員でナレーターのこまきです。

 先日の国内編↓に続き、今回は、海外のナレーション受発注サイトをまとめていきます。

 すべて私自身登録していて、仕事につながったサイトもあれば、何の音沙汰もないところも…。海外サイトへの登録は今年始めたばかりなので、まだ1か月ちょっと!そんな駆け出しレベルでのまとめですので、粗い記事になる予定です!(言い訳。

1.fiverr(サービス出品型)

 海外版のココナラと呼ばれるfiverr。
 「five」=「5」ドルから仕事を発注できる、というコンセプトのイスラエル発のサイトで、ナレーションに限らず様々なサービスが売り買いされています。「○文字のナレーションを、○ドルでやります!」というパッケージ(=ギグ)を作成して出品する、ココナラに限りなく近いイメージ。

 私はこのサイトですでに4件のオーダーをいただきましたが、アルバニア、インド、キプロス、イギリスなど、面白いぐらいいろんな国からお話が来ます。それだけですでに楽しい。メッセージのやり取りは基本英語ですが、納品した音声はすべて日本語。そんな国にそんな仕事が…というのが本当に面白い。日本のココナラは売れない私ですが、fiverrとは相性がいい模様…($・・)
 ココナラと同じ考え方で、クライアントのワンクリックで突然仕事が来るので金額設定はお高めですが、それでもちゃんと仕事が来ます…。

 日本の(特にオンラインの)市場では、「日本語を読む」という言わば「誰にでもできること」という感覚で低単価がまかり通っていますが、海外市場では「自分にできないことをお願いする」という感覚が強いのかもしれません。そういう時、あまりに安いよりは、そこそこの金額を設定している方が信頼感がある?のかな、と思うのであります。

↓fiverrを分かりやすく解説しているデザイナーさんのブログ記事です


2.Upwork(案件応募型)

 海外版のクラウドワークスといえるUpwork。 「こんな仕事を、大体これぐらいの予算でやってくれる人を募集します」というエントリーに対してワーカーが応募する形態で、こちらもナレーション案件に限らず募集があります。

 このサイトの最大の特徴は、案件に応募するときにワーカーに金銭的負担が発生すること!
 Upworkでは、案件に応募する際、案件の規模によって2~6の「connects」というものを消費します。新規に登録した時、確か14connectsもらえたと思うのですが、仕組みが分からないまま消費してゼロになって、月をまたいだら付与されるのかな?と思っていたけど付与されず、「ああ!有料で買うのか!」と気づきました。笑 ちなみに、募集したけど誰も採用せず終了した案件のconnectsは戻ってくる。ただ自分が不採用になっただけの(誰か他の人が採用された)案件の分は戻ってこない…。
 有料と言っても、1connect=0.15ドルで、購入は10connects(1.5ドル)から。売り上げから支払えるので、私は最初に受注した案件の売り上げから追加購入しました。

 日本語案件だけでも結構募集が出ますが、報酬はそこそこ~日本でやるのと変わらないぐらい安いものも。世界中のクライアントが募集をかけているので、その国の経済力というか、金額に対する価値観が如実に出ます。それはそれでまた面白い。

 あ、もっと重大なfiverrとの違いが、Upworkは本名+顔写真必須であること!更には本人認証のためのビデオチャット(外国人と!英語で!)まで求められました。fiverrはニックネームでOKです。

↓fiverrでも引用させていただいたデザイナーさんのブログ記事。もうこの人のブログ読んだらいいと思う。笑


3.Freelancer.com(案件応募型)

 Upworkと似たような形態ですが、日本語関係の案件数は体感少なめ。こちらはメンバーシッププランによって月に「入札」できる件数が増えるシステムらしい。「らしい」というのは、初月無料の「プラス」というメンバーシップになってみていますが、今のところこのサイトから仕事にはつながっていません。スパムのご招待メッセージが1件来たぐらいです。しかも完全な無料会員では案件に入札できない??いちばん低いメンバーシッププランでも、0.99ドル/月かかるというような記述…ちょっと分かりません。すいません。笑 もし固定費かかるようならこのサイトからは退会予定です。

 サイトが(怪しげながらも)日本語でも表示されるというのは、目に優しい…♡  


4.Voice123(案件応募型)

 声案件専門のクラウドワークスのようなサイト。特に維持費等もかからず、そこそこの高額案件もたまに現れるのですが、このサイトの特徴は、締め切りがめっちゃ早い!!クライアントが設定する「Number of proposals wanted」という項目があって、「20」とかに設定されていると、20件の応募があった時点で募集がクローズ。(「約」とも書かれてるので、厳密に20件ぴったりでクローズするわけではないかもしれませんが、タッチの差で応募できなかったことがありました…orz)

 こちらも、このサイトから正式依頼にはつながっていないのですが、応募したクライアントからメールで2次オーディション的な機会をもらって、その対応中です。2次オーディションの締め切りも、めっちゃ早かった…。「いや、時差!!」って思いますが、そんなの関係ない!

 「海外案件は時間との勝負」と聞いていましたが、本当にその通りです…。


5.Voices.com(案件応募型)

 Voice123と同じく声案件専門の案件応募型サイトですが、最大の特徴は、応募するためには「プレミアムプラン」(年会費499ドル)を払わなければならないということ。この金額を投下するほどの価値があるかどうか見極められず、私は「ゲストプラン」で様子見中です。 一応、プロフィールやボイスサンプルを公開して、直接依頼が来るというルートもあるようですが、今のところはそれもありません。魅力的な案件が複数出てくるようだったらプラン変更も考えますが、うーむ。


6.おまけ:LinkedIn(ビジネス特化型SNS)

 まだ本腰を入れて営業できていないのですが、LinkedInが結構仕事につながるよ!と聞き、うそー?と思ってたら本当に仕事の話が来る!まだ実際に受注するところまでは至っていませんが、海外の映像制作会社から「うちに登録して!レート(料金表)教えて!」というレベルのメッセージは結構来ます。具体的に「この案件対応できる?」という連絡もありました。その案件は報酬がちょっとな…だったので現在交渉中です。
 また、fiverrで一度仕事をご一緒した外国人・企業を探してフォローしたり、少しずつつながりを増やしているところです。


 海外サイトまだいろいろありますが、今回も、誰でも登録できる系のサイトのみをご紹介しました!

 こんな粗い記事を最後まで読んでくださってありがとうございます…耳寄り情報あれば、逆に教えてください!ではでは^^

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