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フリーランスナレーターの確定申告ソフト選び

 宅録メインのフリーランスナレーター・むとうまきこです。

 今回は、私による私のための税金お勉強企画第2弾で、確定申告ソフトについて書いていきます。前回(第1弾)の記事はこちら

 「フリーランスナレーターの確定申告ソフト選び」などと銘打ちましたが、私はこれがいいかなと思っただけで、フリーランスナレーターの全員がいいというわけではないと思います…あしからず…汗


1.確定申告ソフトとは?

 読んで字のごとく「確定申告するためのソフト」ですが、実際の確定申告をソフト上で行うというより、確定申告に必要な書類作りをサポートするソフト、というイメージですね。
 どのソフトも、確定申告書類の、紙媒体の出力やデータのダウンロードまではできますが、それを税務署に提出する作業は、紙媒体なら郵送or持参、データなら別途e-taxソフトに読み込ませてアップロードするといった手続きが必要のようです。

確定申告ソフト上で、最終的な提出までできたら超最高なのに…
でも今はマイナンバー書かなきゃいけなかったりしてセキュリティ上難しいのですかね。

 

 確定申告に必要な書類とは、申告書様式に加え、

青色申告なら、仕訳帳・総勘定元帳・損益計算書・賃借対照表など。
白色申告なら、収支内訳書。

 うむ。なんのこっちゃ。

 仕訳帳というやつを見てみると、

あーー!これが世にいう「カシカタ・カリカタ」ね!
これを作る技能を「簿記」と言うのね多分!

 社会人11年目になりますが、これまで一切会計系の業務をやったことがないため、ただ身の毛がよだつ思い…。

これを…作れるの…?フリーランスの皆さんすごすぎ。

 でも色々調べると、確定申告ソフトの力を借りれば、最低限の知識があればなんとか作れるのかも!という気分になってきました。


2.マネーフォワードクラウド確定申告を使うことにしました!

 早速ですが、私が選んだのは「マネーフォワードクラウド確定申告」です。理由は後述するとして、確定申告のための便利なソフトはいろいろありますが、以下の3種類がシェアとしては大きいのかな?と思っています。なお、比較しているのはすべて「クラウド型」です。

① やよいのオンラインシリーズ
② freee
③ マネーフォワードクラウド確定申告

① やよいのオンラインシリーズ
 白色申告なら永年無料、青色申告なら年額8,000円~使える。この3種類の中では唯一、白色と青色でソフトが分かれている。

② freee
 白色・青色共通で、年額11,760円~。スマホアプリの操作性が良いらしい。勘定科目選ぶときに、これはこういう時使うよ!というアドバイスがポップアップしてくるのが素敵。

③ マネーフォワードクラウド確定申告
 白色・青色共通で、年額9,600円~。ランサーズ、クラウドワークスの報酬データを自動取り込みできる!


 やよいとかfreeeのどこが駄目とかではなく、完全に、ランサーズとクラウドワークスの報酬データを自動取り込みできることのみに着目してMFを使うことに決定しました。それ以外は、各社あまり違いないのでは?よく分かりませんけど。(適当。


3.MFクラウド確定申告のメリット

 まず、何をおいても、ランサーズ・クラウドワークスと自動連携設定が可能で、報酬データをいちいち打ち込む必要がないこと。
 もはや今年も半分折り返しちゃったこのタイミングで思い立った私としては、最近では直契約メインとは言えど、かなりの件数クラウドソーシングサイトでの取引実績があって、あれ全部打ち込むとか(やり方もよく分からないのに)超地獄…と思いましたが、MFなら自動取り込みできると知って、即座に他の選択肢が消えました。

 加えて、元々マネーフォワードMEという家計簿アプリを使っていたため、おおよその銀行口座やクレジットカードはすでに連携が完了していて、その情報を流用できるため新たな設定手続きが不要、というのも大きかったです。


4.MFクラウド確定申告のデメリット

 使い始めたばかりだし、他のソフトをそこまで使い込んでいないため、他と比べてここが劣る!とかは正直よく分かりません(´・ω・)

 ちょっと違う話ですが、freeeが提供しているサービスのひとつ「開業freee」は超オススメ。

 設問にぽちぽち答えていくだけで、開業にあたって必要となる書類が完成!ダウンロードして印刷して、ちょこっと書き込んで(マイナンバーとか)、印鑑押せば、そのまま税務署に出すだけ!という優れもの。これはfreeeの確定申告ソフトを使ってなくても、単体で使えるようなのでおすすめです。


 勘定科目って何??とか、これは経費になるの??とか、家事按分とは……!!というテクニカルな疑問は都度ネットで検索!
 ソフトを触り始めて1週間ほどですが、簿記の知識ゼロだった私も、そこそこに使いこなせるようになってきています!楽しい…楽しいぞ…。

 次回は、副業収入の申告方法について考えていきたいと思います。

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