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Miki Kobari|小針 美紀
2019年1月22日 21:41
年始に「断片的なものの社会学」という本を読んだ。 「お父さん、犬が死んでるよ。」 「犬が好きだったらショックを受けるだろうなぁ…」と、猫派の私でも思う一文からこの本は始まる。社会学者の著者が、多くのフィールドリサーチを重ねた中で「分析できなかった、論文や本にまとまらなかった、物語のかけら」を束ねたもの。わかりやすい結論がつかめるわけではないけれど、この本全体から著者がどれだけ一人一人の語り