見出し画像

”風の時代”の情報への向き合い方

 2020年12月22日、200年ほど続いた“地の時代”が終わり、“風の時代”に移行しました。これは、約12年で一周する木星と約29年で一周する土星が会合をする星座が地の星座(牡牛座・乙女座・山羊座)から風の星座(双子座・天秤座・水瓶座)に移行したということを意味しています。

 地の時代と風の時代の特徴とは、簡単にまとめると次の通りです。

 ~地の時代~
ヒエラルキーの時代。階級社会。タテ社会。権威・権力・財産を持つものだけが有利な社会。画一的。皆が同じことに取り組む社会。大量生産・大量消費。多数決社会。支配構造の社会。

権力者が提示する図像(シンボル)は、大衆の無意識を巧妙に操る手段でもありました。

 ~風の時代~
情報ツールによってカスタマイズが可能な社会。フラットで風通しの良い社会。ヨコ社会。個性が生かされる社会。オリジナリティ・質を重視。普遍的(ユニバーサルな)価値を追求。

つまり、奴隷解放の時代です。🎉

”風の時代”は、情報の時代

 2021年、コロナ禍の最中に突如勃発した情報戦争ともいうべき事態。何が真実なのか、多くの方々が戸惑っていることでしょう。7月に入り、アメリカではトランプ氏のQプランが大詰めを迎えましたが、ここである奇妙な現象が勃発。それは、”真実系の情報を流している発信者(自分は光側だと名乗る人)が、本当に善人なのか?問題”とでも呼ぶべきものでした。実は某新興宗教の関係者だった、実は前科者だった、実は反社会的な本業に就いていた・・・など思わぬ暴露が相次いだためネット上ではちょっとした騒ぎに。そして、なんと中には真実情報らしきものを扱っているけれど、実は有名な詐欺師らしいと噂される人物まで浮上。これは本当に困ってしまいますね・・・。

私は次のように考えています。

某カルト宗教の関係者である ➡ その宗教組織のために他人を騙す、かく乱する目的で情報発信しているのならアウト。そのような宗教組織であると気付いて既に抜け出し、光の方向へ新たな一歩を歩みだしたのなら良心的。(これまでの社会構造が非常に闇深かったため、宗教等に密接に関わっていない人でも皆多かれ少なかれそれに巻き込まれて生きざるを得ませんでした。)

前科者である ➡ 罪をきちんと償ったのであれば、それ以上他人が根掘り葉掘りすべきではないでしょう。それをしていたら更生の機会が奪われてしまいます。ただ、犯した罪の内容によっては会いたくないというケースはあるかもしれません。(これもこれまでの社会が闇過ぎたために、自己防衛のために起きたものだったり、濡れ衣を着せられていたりするケースもあったかもしれません。)

反社会的な本業に就いていた ➡ 本業を本人がわざと隠そうとしているのであれば、後ろめたいことをやっているとの認識があるということでしょう。それが表に明らかになったときに本人がどういう説明をし、今後どのような選択をするのかによってその人の本質が見えてくるのではないでしょうか。それでもなおそのような職業を続けるのであればアウトでしょうね。(法には触れていないけれども公序良俗に反することであれば、個々人の判断基準に委ねられることでしょう。)

 出会いは縁なのだと考えれば、そういう人に出逢ったとき自分ならどういう態度をとるのかということを試されているのではないかと思います。(残念ながら、縁あって騙されるということもあるでしょうが、それはその方にとって必要な学びです。)

画像1

これからの時代の情報への向き合い方

 今回の世相で、情報を受け取る側の精神状態や受け取る姿勢がいかに大切かということがよく分かってきました。ここで地の時代から風の時代へのシフトの要点を簡潔にまとめてみましょう。

 ~地の時代~
発信者の人格そのものを丸ごと信じる・信じない ➡ 信じた人についていく

 ~風の時代~
発信者の伝える情報一つ一つが正しいか・正しくないか ➡ 情報の真偽は自分で判断する

つまり、発信者(人)より、情報そのものに焦点を当てていくのがポイントです。

 情報が様々ある中で、これに関してはAさんの情報が確からしい、こちらはBさんの方が詳しそうだというように比較検討し、最終的には自分で判断するのが最も良い方法ではないかと思われます。

 良くない対処例は、「誰が正しいのですか?」とか、「この人は信用できますか?」と他人に聞いてしまうこと。新たな時代はそれを自分で判断することが求められているのです。

 二次情報を編集して伝えるタイプの発信者は、その情報が広く開示されるようになれば当然優位性がなくなります。真実系の発信者に関して言えば、真実情報が広く開示されてもなお人が離れていかない発信者こそが、真に実力のある方といえるのかもしれません。その方が真の“光側”かそうでないかはその時になって自然に分かってくることでしょう。

 今後、一次情報(その人独自の情報・もとの情報)を持っている人に価値が置かれる時代になっていくのをもはや避けることはできません。また、発信者の誠実さや情報の信憑性へのこだわり度合いがより一層問われてくるようになるでしょう。情報を発信していきたい方は、ご自身の気に入っている分野で独自の体験を積むことで経験値を上げ、その経験をもとにオリジナルな視点で考察できるようになっておくのが良いですね。これからは、自分が何をしにこの世に生まれついたのかということについて突き詰め、それに応じていくことで人生が開けていく時代になっていきそうです。そうして中には、私のような稀有な体験をしてしまう方も少なからず出てくることになるはずです。

いかがでしょうか? 皆さんの参考になればうれしいです。

今回もお付き合いいただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?