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子供達の熱中症を予防しよう

こんにちは

本日は暑くなってきた事もあり、内容を「熱中症」に変更してお送りしたいと思います。


発育発達と運動プログラムについては後日ご紹介していきます。


気温が上がり、これから梅雨が本格的に始まります。

熱中症の条件としては「高温多湿」があります。


気温が上がり、多湿になる事で人は発汗した汗を蒸発する事ができません。

汗は皮膚表面から蒸発する事で、その際に体表の熱を下げる役割をしています。

汗が蒸発しない事で体内の温度は上昇し続け、内臓に大きな負担が掛かります。


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熱中症の分類は上記のとおりです。

Ⅲ度の熱射病までいってしまうと、命に関わる可能性が高まります。


実際、毎年のようにスポーツ現場や教育現場では熱中症による死亡事故の報道があります。

熱中症は防ぐ事ができるものです。

なぜ、防げないのかというと私は2つの要因があると考えています。


現場環境の調整不足

熱中症は「高温多湿」が多いと書きましたが、夏になればそのような場所はたくさんあります。特に、屋内スポーツでは条件が揃います。

屋外でも、直射日光による体温上昇は熱中症になります。

それらが起きる事を想定した現場の環境設定に何らかの問題があると、子供達は夢中で体を動かしている分、熱中症のリスクが高まります。

つまり、原因の1つは現場における大人(コーチ・監督・トレーナー)の責任が大きくあります。

体温調節や発汗の違う子供と大人では特に夏場の熱中症にならない為の環境設定が重要になるのです。


子供の身体的特徴

先程もあげましたが、大人と子供では体の発達に違いがあり、それが熱中症を起こす1つの要因に繋がっています。

大きく分けると子供の身体的特徴として、

・水分バランスの違い(大人より多い)

・水分摂取の自己申告が少ない(熱中症に対する自己管理不足)

・身体温度の調節機能が未熟

・尿を濃縮する機能が未熟の為、尿の量が多くなる


などがあげられます。


つまり、大人よりも水分の排出が多く、補給・摂取が必要という事です。


では、実際に熱中症にならない為に行う考えとして何が必要なのでしょうか?


続きはまた後日。