誕生日ありがとう

誕生日が「おめでとう」なのは少しおかしいと思う。
七五三や二十歳など節目は「おめでとう」が妥当だろう。しかしその他の誕生日が「おめでとう」と祝われるのはおかしい気がする。そこまで親しくない人には社交辞令なので「おめでとう」だろう。
だが親しい人に「おめでとう」と投げてしまうのは少し寂しい気がする。その人を産んでくれた親への感謝。今も生きてくれてるという事にも感謝を込め。他にもおもうことを込めて誕生日は「ありがとう」だと僕は思う。
他にもこれはなんか違うと思う言葉が沢山ある。
こういった事を考え過ぎると説明も無しに使う事がある。
僕は「きもい」という言葉のほとんどを褒め言葉として使っている。一度初対面と言ってもいいほど話したことの人に最上級の褒め言葉として「きもい」と言ったことがある。会う事はもうきっとないのだが、どう思ったのか気になって時々思い出す。
国語辞書は使い物にならない。
実はこれらは略語に近い「誕生日おめでとう 産まれてきてくれてありがとう」なんか言う時の感謝の気持ちが大きいから「ありがとう」だけ残したものや「きもい とてもいい意味で」の「いい意味で」を良い意味として使う事の方が圧倒的に多いので省いただけであって辞書の間違いというより流行語を全て辞書に載せろと言ってる横暴と変わらない。
父がいわゆる若者言葉の略語などを少しズレた使い方でチャットを送ってくる事があった。これに近い気がしてそのままにしといた。

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