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繊細な自分を認めて楽になるまでの15年①HSPとの出会い

こんにちは。
成松由佳(なりまつゆか)と申します。

快腸ナビゲーター/管理栄養士として
食事で腸内環境を整えることを通して

便秘・肌荒れなどの「なんとなく不調」を
改善していくサポートを
させていただいています。


そんな私が、
久しぶりにnoteを書いたと思えば
テーマが「HSP」

Highly Sensitive Person
:とても敏感な人
最近では「繊細さん」とも
呼ばれる気質のこと。


どういうこっちゃ、という感じですが、
書いているうちにいずれ
つながってくると思います。



活動を始めた当初、
「食×マインドで自分を生きる」
という活動方針を掲げていて、

食とマインドはお互いに関連していて
両方あってこそ、幸せに
よりよく生きられると
当時から考えていました。


ただ、これが
なんとも伝わりにくい…
(当時の私に伝える力が
 なかった、ともいう)

「食とマインド、どっちがメインですか?」
と聞かれることが多かったんですね。。


そういうことじゃないんだけどな、
と思いながらも
分かりにくいことをやっていても
しょうがないので

自分の専門性を優先して
食事、特に腸を整えることに集中して
方向転換した経緯があります。


でも、最近になって
自分のマインドの変化を感じ、

特に、タイトルにも書いたとおり
自分の繊細さに気づきながら
15年間認められなかったのに

急に、自然と受け入れられる
タイミングが訪れて

「私、このままで幸せに生きられる」
と思えて、楽になったんですね。


今なら、
「食×マインド」
もう一度、言っていける
気がしました。


ここまでの変化を
一連のストーリーとして
書いていくことで
自分の思考整理をしたいのと

シェアしていくことで
過去の私のように
自分の気質を受け入れられずに
苦しい思いをしている人の
役に立てるかも
、と思っています。



まだ、自分の中でも
考えがまとまり切っていないので

いつもよりかなり
粗削りな文章になりそうです。

でも、この姿を
開示しておくことに
意味があるかもしれません。


こういう内面的な話は
noteがぴったりな気がして、

久々にnoteにログインし
こうして、文章をつづっております。




前置きが長くなりましたが

まずはストーリー第1話

①HSPとの出会い

は、大学生のとき。

地元の図書館で
HSPの名付け親である
エレイン・N・アーロン氏の著書を
たまたま見つけました。


15年前、
繊細さん」という言葉はまだなく、
HSP」も今ほど知られていなかった
頃の話です。



そのときの私は、

自分の落ち込みやすさ、
細かいことを気にして引きずること

がずっと嫌で、
自分の大きな欠点だと思っていました。


バイトや学生団体の活動など
アクティブにチャレンジしたい!
という気持ちはあって、
実際に行動もしていました。

「いろいろな経験をしたい」
「いろいろな世界をのぞきたい」
という好奇心からだったのですが、


一方で、
あんなことが起こったらどうしよう
これがうまくいかなかったらどうしよう
といろいろ考えてしまい、
やっている間はずっと不安。

また、そういう場面では
他の人と協力して、一緒に何かする
ということもつきものですが

人に声をかけるのにも勇気がいる、
タイミングをすごく伺ってしまうし
話した後もあれでよかったのかなって
考えてとにかく疲れる、、、


周りの人は
普通に人と話して
どんどん自分の意見を言って
やりたいことを形にしていって
楽しそうにやっているのに!


うらやましくて、
自分を変えたくて、

読書は小さいころから好きだったので
図書館に通っては
脳科学や自己啓発、
コミュニケーション術の本、

「食事で脳が変わる」と
いったような本も含めて
(今考えると怪しいものも…)
読み漁っていました。


その中で、出会ったうちの一冊が
これでした。

2020年に改訂版が出ているので
今から読む人はそちらがおすすめです。
(旧版とはタイトルが変わっています)



▼改訂版


▼当時読んだ旧版



タイトルを見て、
「あ、私これかも」
と直感で思いました。


読んでみたら、
そこに書かれていた
HSPの特性「DOES」
すべて当てはまる。

HSPの特性「DOES」
D:処理の深さ(情報をより深く処理する傾向)
O:刺激に過敏(処理する情報が多すぎて疲れる)
E:情緒的反応(人より反応しやすい、共感性が高い)
S:些細なことも気づく(他人が見逃すことにも気づける)

参考:「敏感すぎる私の活かし方」
エレイン・N・アーロン著、片桐恵理子訳
パンローリング(2020)


HSPかどうか判断する
チェックリストにも
多くが当てはまりました。

他人の機嫌に影響される、
忘れ物をしないよう気をつけている、
緊迫感ある映画やドラマを見ていられない、
空腹によって集中力がそがれる、など…


中学生のころ、
担任の先生が
クラスメイトを怒鳴りつけるのが
嫌で嫌でしょうがなかったなー
とか、

空腹になると落ち着かないし、
食べてもしばらくはそのままなのは
一般的なことじゃなかったんだ
とか、

いろいろな気づきを得て
当時感じたのは、


あ、私って、
生まれつきダメな人間なんだ

ということでした。



…今読むと、
HSPは長所でもある、
うまく付き合って生きていける
というアーロン氏のメッセージを
強く感じるのですが、

当時の私は
「もう変えられない、大きな欠点がある」
ことに太鼓判を押されてしまった
と受け取りました。


まあ、これも仕方のないことかなと。

だって、小学校や中学校では
明るくて人前に出られる子が人気だったし

休み時間に本を読んでは
何かを考えたり
自分でも何か書いたりするのが
好きだった私は

「真面目だね」とからかわれる、
もしくはあきれられる、
「優秀ぶってる」と陰口たたかれる…


そんな経験が
繊細な気質は悪であり

ひとり静かに考えるのが
好きなんておかしいんだ、

他の人みたいに、
明るく楽しく話せるようにならないと。
細かいこと気にしないで
生きられるようにならないと、

と思わせるには
十分だったようです。


そして、
「私はこんなんじゃない」
という抵抗の気持ちもありました。

だって、不安はありながらも
こんなにチャレンジできているし、
このまま続けていけば、
他の人みたいになれるはず。



そう思って、HSPのことは
しばらく忘れていましたが

依然として
自分の好き・得意・こうしたい
はおかしい、自信が持てない
周りの人と同じように生きるのが良い

という考え方で
生きていました。


本当は希望の就職先があったのに
狭き門、就職浪人も覚悟の上と聞いて
あっさりと諦め

せっかく名の知れた大学に入れたのだから
名の知れた企業に就職しよう
と考え、就活を頑張って

(元気でコミュ力高いタイプを
 無理して演じていました。
 今思えば逆効果でしたね…)

たくさんの企業から
お祈りをいただき、
胃が痛すぎて
会社説明会中に気を失ったりしながらも

無事、大手企業に就職できました。


ここまでは

私も他の人みたいにできる、
頑張ってできるようになるべき

と思って、
何とか乗り切れてきたのですが、

会社に入って、働き始めて
少しずつおかしくなっていきます。



②に続きます。
今日はまずはここまで!

最後までお読みいただき
ありがとうございました。


★追記
続きを書きました↓




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