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情報社会を生き抜くカギは「いかに情報を減らすか」

私は「足るを知る」という考えが非常に好きです。
というか、この考え方を体現できれば誰でも幸せになれると本気で思っています。

今回は「(情報の)足るを知る」にフォーカスして記事を書きます。
一般的な「足るを知る」の考え方が気になる方は、こちらの記事をぜひ読んでみてください。



普段私たちは無意識のうちに、いろいろな情報に飛びついてしまいがちです。
刺激的なコンテンツやバズっている投稿、流行りのインフルエンサーなど、情報の誘惑はあちこちにあります。
レコメンド機能も優秀なので、そういった情報を私はついつい追ってしまいます。


このように私たちが今生きている社会は、自分たちが思っている以上に情報で溢れています。
情報を自ら取りに行かなくても、自分が十分満足できる量の情報が自然に入ってくる恵まれた環境が現代社会です。
「すごく便利な世の中だな〜」と感謝すべきなのです。


ここまでは本来の「足るを知る」と同様に考えて良いのですが、情報について言えば多過ぎてもダメです
情報が多いことは便利である反面、リスクでもあります。
自分の身の回りで情報が十分足りているなと気づくことができたら、あとは情報を減らしていくべきだというのが私の考えです。


なぜかと言うと、情報を取り入れれば取り入れるほど“他者との比較”が始まるからです。
最初はその気がなくても、SNSやカメラの向こうにある理想の世界の誰かと、日常生活の自分自身とを無意識のうちに比べてしまいます。

そしてこの“他者との比較”こそが、私たちを幸福から最も遠ざけてしまう厄介者です。
これも話すと長くなるので、気になる方はこちらの記事を読んでみてください。


そして何より最近一番感じることは、情報が多過ぎると集中できないということです。

ここ数年は資格勉強に毎日励んでいるのですが、高校生の頃にやった大学受験よりも圧倒的に身が入りません。
もちろん自分の置かれている状況や周りの環境が全く違うので一概に比較はできません。
しかし私が高校生の頃はここまで情報(特にスマートフォン・SNS)に依存することはありませんでした。

友人と一緒にいる時ですらスマートフォンが気になり、目の前の遊びから気が散ってしまいます。
そんな状態で友達と遊んでも楽しいでしょうか、そんな状態は果たして幸せと言えるでしょうか。


最後にまとめると、私たちが幸せになるためには、必要以上の情報を減らす必要があります。
だからこそ、自分にとって重要度が高く、かつ確信性も高い情報のみを必要最小限取り入れる能力も求められます。

これから先さらに発展していく情報化社会では、必要な情報を見極め、入ってくる情報の量を減らせる情報リテラシーが必要不可欠になりそうですね🍀

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