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こあきないしよう ∽ 秋の炊き込みごはん

今日は、"秋の炊き込みごはん会" と、"小商い" のはなし。

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炊き込みごはんって、助かる料理。

『秋の炊き込みごはん会』なるものを企画・開催した。今回の相棒は小平でクナーファのお店を営む、しゅう。夏にやったコンポタスタンドにお客さんとしてきてくれた時に「炊き込みごはんの素朴なよさ」で意気投合して、「おいしい炊き込みごはんを食べる会やりたいよね〜〜〜」ということでこの企画は生まれた。

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↑相方のしゅう。クナーファを作っている!

個人的な炊き込みごはんへの思い入れは「助かる料理」だ、というところにある。炊き込みごはんは、日常を助けてくれる。まず、簡単にできる。巷には炊き込みご飯の素(もと)なるものが売られていて、それを使えば簡単に具材入りのおいしい炊き込みごはんができる。素晴らしい。白米だとなにか付け合わせが必要だが、炊き込みごはんは一品で主役級だ。なんて心強い。しかも、余ってしまったら冷蔵ができて、翌日もとっても美味しくいただける。弟と妹と暮らしていた時期があるのだが、その時は炊き込みごはんに、多い時は週になんども助けられた。

この会では、そんな「助かる料理」である炊き込みごはんを、みんなで作って味わって、炊き込みごはんの素朴なよさと、みんなで食べるということの素朴なたのしさを共有できた、つもりでいる。

(残念ながら、この記事で書いた栗は、冷凍したものを解凍して食してみたところ旨みがググッと減ってしまっており、炊き込む具に使うことは断念しました。冷凍栗をリメイクして美味しくいただくチャレンジ、近日中にやろうと思っています。)
https://note.com/narisarina/n/nda9cf9a6d045

鮭と大葉の炊き込みごはん(大葉がアクセント!)

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きのことベーコンの炊き込みごはん(黒胡椒が効いてたねえ)

さつまいもと塩昆布の炊き込みごはん(さつまいもの甘みがたまらん)

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タコとイカの炊き込みごはん(これ、大人気でした!)

いやあどれも、ほっこりと秋を感じさせてくれる味わいで

私は味見ばっかりしていたんですが、沁みました。

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ふりかえったらこの日だけで21合分、炊いていました。


意外と「え、土鍋で炊くの!!」と驚かれたので、

ごはんを鍋で炊くやりかたを下のほうに書いておきます。


こあきない、もっとやろう。

ほいで今日は続いて、「小商い」の話。秋の炊き込みごはん会では、参加者のみなさんは小商いをご自由にどうぞ、ということにしていました。それ以上のアナウンスは特にしていなかったのですが、当日はけっこう盛り上がってたのしかったです。小商いって、すごくいいね。

まず、大学一年からのバディであるけいたのコーヒー。いつもの通り大人気で、深く愛される人・コーヒーだなあと改めて。こどもたちとのYoutubeコラボも実現しその場で収録していて(アップロードされたら教えてね!)大盛り上がり。意外なコラボがたのしいのよね。

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高校の時から知り合いのパワフルな友人は、イスラエルの搾取に負けず地域産業を続けているパレスチナ産のオリーブ石鹸を販売。

デザイン学校でファッションデザインを勉強しながらFEMMAというブランドもやっている友人は、自分を愛するためのタトゥーシールを販売してくれた。

Don’t Judge Me TOKYOというブランドをつくる友人は、この日はバーテンダーになっており(杏仁豆腐のお酒おいしかった〜)気さくに振舞ってくれた。

ファーマーズマーケットで働く友人は、廃棄フルーツや規格外フルーツを使ったオールフレッシュジュースを持ってきてくれて。

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しゅうは食後に、Caféまちかど×クナーファとチャイの店 あらじんで提供しているクナーファを振る舞ってくれて。

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↑クナーファ!美味しすぎたぁ〜。

みんな多才だなあというのには感心しっぱなしで、加えて、それぞれが小商いできる場って意外と少ないなあというのが、発見でした。ポップアップをやるにも都内だと場所代が高くて一人だとやりにくい。気軽に小商いできる、自分の小商いの相談もできる、分かり合える土壌のある気持ちのいい場の可能性を感じました。

小商い、もっとやろう。

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こういう場作りが好きなのかもしれません。

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最後に、鍋でごはんをたくやりかた

うちはふだんから鍋でごはんを炊いています。炊飯器は買っていません。炊飯器よりはやく炊けるし、食べたい分だけ炊けて、お手軽だなあと感じています。

よういするもの

●食べたいご飯が入りそうな鍋(土鍋でも、鋳物ホーロー鍋でも。)

●食べたい分の米

●米と同量の水

これだけ!最近はひとりぶん土鍋なんかが100均にも売っていますね。便利な時代〜。

事前に、お米を研いて浸水しておきましょう(このへんは私は気分でやってしまってます。だいたい30分浸水できたらいいほうで、いつもはぺこぺこで作るのでそのまま炊きに入ってしまうことも。それでも美味しいです。)

①鍋に米と水を入れる

同量ね!

②中火であたためる。蓋はしてもしなくてもOK。

私はあっためてること自体を放念してしまうので蓋は開けてやってます笑

③ぶくぶく沸騰し始めたら蓋をして弱火に。そこから10分そのまま加熱。

この時間にほかの料理をつくってしまいましょう〜

④10分経ったら火を止めて、さらに10分放置。

ここで蓋を絶対に開けない!!!そして料理の続きを。

⑤↑の10分が経過したら、蓋を開けて、お米の上下をひっくり返す気持ちで軽く大きく混ぜます。

他の料理が整うまでは蓋をしてさらに蒸らしておきましょう。

これだけで完成〜〜〜!

水っぽかったら→数分火を入れてさらに蒸してみて。

おこげがほしかったら→④の火を止める直前に火を強めてから消火してみて。

慣れたら超簡単に思える、おいしい技だと思います🎶

ぜひおためしあれ。

おわりに

最近は『土』『愛』『地球』がとっても気になります。

堆肥、泥、微生物、そのあたり。

なにかおもしろそうな機会があれば
ぜひ教えてください。

ではまた!



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