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月とシシトウとメダカたち

今朝は起きてすぐにジャージを着て

いつもみたいに走りにいった。

なんとなく憂鬱でなにも考えられないままボーッとしたまま走りだす。息を吸う。

木々の下をくぐりながらひたすらまえに走ってゆくのは頭に癒しを与える。リズムに合わせて呼吸もしっかりしてくる。

….どうやら人間の脳はなにもしていない時、ボーッとしたりするときのほうが

普段いつも考えたりしてるときよりも

20倍も働いていて意識の外、

認識できない部分でも頭を整理しているんだそうだ。

そんな文を最近読んだから何も考えないでただ実際に必要なこと以外に没頭する時間も大事で、それはサボる行為ではないと思えた。

走ることもその一環みたいなものだ。

走っているとき何かが突然頭の中で形になることがあり

今日はこんなことを思い、すこし立ち止まりiphoneにメモをした。

”悲しいことがあったとき

どんよりと無力感と精神的自傷が心をみたす

それがそのときはずっと続くような気がしてしまう。

だが年を重ねて気づいたことは晴れなかったことは今まで一度もなかったからきっとなんとかなるさということ”

切り抜けた風も草のにおいも汗も全部美しく感じれた頃

到着した、いつもの橋周りでお祭りがやっていた。鯉のぼりも増え、こどもの日のお祭り。端午の節句というやつだ。

珈琲を買う100円しか持ってなかったが切り崩し50円の甘辛団子を買って食べ、屋台や人々を見学した。山菜や野菜、金魚メダカすくい(メダカすくい珍しいのでギョッとした)

変な顔のダックスフンドにシシトウの植木、でんでん太鼓を叩くおじいさん。誰ひとり知ってる人はいないし話したりしてないけれど人が放つ暖かさや温もりを感じれた。

….夜。ずいぶんあったかくなってきたけれどまだ寒いなー。薄めのコートをきて満月をみにきた

まえにスピリチュアルなおじさんがうちの屋上は宇宙と一体化できるっていっていたけれど、月を見ながら深呼吸をしたら色んな町の音が聴こえたよ。GWだからいつもは静かな街も忙しそう。たくさん動いている音。しかしあんだけ大きな月がなんでまた地球に落ちてこないんだ。不思議。なんて思いながらまた明日になる。おやすみ

2015/5/5

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