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湯を沸かすほどの熱い愛 ー愛の形ー

テレビを手放して半年が経ちました。テレビを観ていた時間は、You tubeやTVer・GYAO!の動画視聴サービスと少しの読書時間に置き換わります。
金曜ロードショーがなくなってしまったもんですから、GYAO!の無料映画にはよくお世話になっています。
今回は、GYAO!で観た映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で感じた愛の形をテーマにお話します。

若干ネタバレ入ります。映画に興味がある方は、良ければ一度観てからまた読みにきてください。


6回泣いた

めちゃくちゃ泣きました。6回泣きました。歳を取ったからかもしれません。でもそれ以上に感じたのは、久々の感情の起伏が理由でした。

ここ半年家にいる時間が増え、人との会話は減りました。当然か不思議か心が穏やかな時間も永くなりました。精神が穏やかなのは心地いいです。ストレスフリーな毎日です。でもストレスがないというのは、体験してみると気づかないほど緩やかに精神が淀んでいく感覚があります。
うっすら淀んだ心に、感動という起爆剤は効果抜群です。私が泣いたのはこっちのパターンだと思います。

いじめに立ち向かう女子高生
お母さんが迎えに来ると信じる小学生
過去に娘を捨ててずっと後悔してきた母親

自分と全く境遇の違う登場人物なのに、バッチバチに感情移入してボロボロ泣きました。


家族とは

『湯を沸かすほどの熱い愛』は紐解いてもれば血の繋がりがない人間が家族をやってます。『愛』なんていうもんだから、当然血が繋がっていると思っていました。

そういえば、似た様な家族関係に『万引き家族』という映画もあります。

大切な人を大切にする理由に、血の繋がりは重要じゃないのかもしれません。ちゃんと愛する。それだけで家族の在り方としては充分だと考える様になりました。たまには両親にも連絡しようかな。



偏愛でも良い。ちゃんと向き合うという愛の形

『湯を沸かすほどの熱い愛』に描かれる愛の形は、ともすると一般の愛の形ではないかもしれません。父親の蒸発・浮気・母親も違う。家庭環境でいえば苦難の多い家族が、ただ真っ直ぐに相手を思い向き合い続けます。それが、純粋な愛に見えてきます。ひとつひとつのエピソードは、身近に感じられないものでも、ストーリー全体として愛を学びました。

人によって愛しかたは違うかもしれません。偏愛だって良いのかもしれない。きっと、大事なのはちゃんと向き合うことです。


まとめ

今回は、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で感じた愛の形をテーマにお話しました。星の王子さまや7つの習慣など、愛をテーマにした題材は大好物です。人との関わりの中で愛は生まれます。
映画や本など、日々感性を磨いて人とちゃんと向きあえる人でいたいと思います。



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