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つまりなぜ居場所づくりがいいのか

私は就活の時からずっと「居場所づくりに携わりたい」と思ってきました。
でも、居場所居場所と考えているうちに、自分の居場所がなくなる感覚がしてしまう。
そんなモヤモヤを解消したくて#仕事のつくり方相談 に申し込んだら、素敵な出会いがあって、「つまりなぜ居場所づくりがいいのか」を考えることにしました。

私が一番最初に「居場所」を意識したのは、大学入学当初、孤独感を感じたときです。

もともと人の顔色をうかがい、大人数だと話せなくなるようなひとです。
高校はアットホームさ私立の高校で、大事な友達にも出会い、文化祭実行委員や学級委員など新しい挑戦をして、今の私という人間を構成した場所だったと思います。

そんな場所を卒業し、大学に入学して初めて感じたのはどうしようもない孤独でした。
附属高校だったので友人はそのままいたのですが、最初女子15人くらいで行動するようになり、自分が透明人間になったように思いました。

「あ、わたしこの空間に必要ないや」と思い、でも寂しいのでみんなにくっついていくことしかできませんでした。

苦しんでいる時に、国際交流サークルにであいました。
そこがとても居心地がいい。そのままの私を受け入れてくれる気がしたし、「こういう長所があるから、それをこのコミュニティに活かしてほしい」と言ってくれました。

私はそのコミュニティでできることを探すようになり、2年生になってからは後輩たちにいかに居心地よく、楽しくいてもらうかに腐心しました。
ひとりひとりの話をじっくり聞いて、その人のことを知るのも楽しかったです。

このような経験があり「自分がここにいてもいい感覚」「自分に価値があると認められる嬉しさ」「自分にできることで貢献する喜び」を感じ、同じような寂しい思いをしている人がいれば、私が助けになりたいと思い、そんな場所をつくりたいと思った次第です。

それぞれが絶対に持っている強みを生かせる居場所が一人一人にできることで、満たされていけば、他者を尊重できる世界になり、幸せだと思える瞬間も増えるかなと思っているから、つまり居場所づくりがいいのです。

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