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鬱や不眠でつらいときのライフハック
モモです。
今回は、鬱や不眠などでつらくて何もできないときに、一時的にメンタルを落ち着かせたり、苦痛を和らげたり、就寝時間までの時間を潰したりするのに役立つライフハックをいくつか紹介したいと思います。
最初に断っておきますが、以下で述べる種々のライフハックは、科学的に立証されたものではなく、あくまで私個人が生活をしている中で編み出したものなので、その点はご了承ください。
加えて、鬱や不眠は、もっぱら、精神科や心療内科で受けられる薬物療法や精神療法、カウンセリングなどで治療すべきものであり、以下のライフハックによって症状が改善することは期待できませんし、期待するべきでもありません。そのため、以下では、治療が必要なほど症状が重く出ている人に関しては、精神科などですでにそうした治療を受けているものとして話を進めます。その点もご了承ください。
それでは、以下で日常生活で比較的簡単に実践できる具体的なライフハックについて述べたいと思います。なお、順番に特に意味はありません。
1, Twitter
個人的にこの中で最も頻繁に活用しているのがTwitterです。
利点としては以下が挙げられます。
・自分の抱えている苦しみを他者に向かって表出できる
・同じようなつらさを抱えている人たちと苦痛を共有することができる
・文字数が少ないので、ツイートに労力があまりいらない
・最悪ツイートする気力がなくても、TLを更新し続けてひたすら人のツイートを見ていると、勝手に時間が過ぎてくれる
数あるSNS(TwitterはSNSではないらしいですが)の中でも、Twitterが最もこの用途に適していると思います。
アカウントを持っていない人は、試しにアカウントを作ってみて、自分が抱えている問題に関連するキーワードで検索をかけ、自分と同じようなことで苦しんでいる人を見つけてフォローをしてみるといいでしょう。
2, YouTube(料理動画、Vtuberの雑談配信など)
これもかなり手軽でおすすめできます。
特に料理動画は、数がかなり多く、人間の主張が激しくないもの(人間が画面に映らない、人間の声が入っていない)も結構あるので、何もできないときにストレスフリーに時間を潰すのに非常に適しています。
ただし、自分が同じものを作るつもりで見ると、ちゃんと見なければという義務感が生じてしまい、気晴らしにならないので、心を無にして視聴することをおすすめします。(メンタルの調子が良く、レシピを調べる目的で料理動画を探しているときは別です。)
Vtuberの雑談配信は、そもそもVtuberという文化そのもの自体への好き嫌いもあると思うので、強くは勧めません。気が向いたらYouTubeでライブ配信中のものを適当に見てみると良いと思います。(Vtuberについて何も知らないのであれば、とりあえず「にじさんじ」か「ホロライブ」で適当に検索をかけて出てきたものを見ると良いです。)
雑談配信の良いところは、特に目的が設定されていないことです。向こうも大抵の場合は取り止めなく喋っているだけなので、こちらも何も考えずに視聴することができます。
面白い話を聞くという感じよりは、ラジオ感覚という方が近いです。
3, lofi hip hop
lofi hip hopというのは、音楽のジャンルのことです。
文章で説明するより、一度聴いてみた方が早いし、わかりやすいと思います。
このチャンネルでは、常にライブでlofi hip hopを流しているので、いつでも聴くことができます。
lofi hip hopのどこが良いかうまく言語化するのは難しいのですが、夜中に不眠の症状で起きてしまったときなどに聴いていると、不安や苦痛が和らいでリラックスできるような気がします。
4, 通話
これは、他のものと比べるとハードルが高いかもしれません。なぜなら、自分のメンタルがしんどいときに、自分が通話をしたいタイミングで、気軽に電話をかけられる人というのは、一般にあまり多くないだろうからです。(不眠で深夜や早朝に起きてしまった場合などはなおさらです。)
しかし、不安を和らげたり、気分を落ち着けたり、精神的な苦痛を取り除いたりする上では、人によってはこれらの中では最も効果的なものかもしれません。
もし、通話が可能な人は、精神を落ち着かせるための手段として通話というものがあるということを頭の片隅に置いておくと良いでしょう。
いろんな事情で通話が難しいという人は、無理して通話にこだわる必要はないと思います。(私もどちらかというとこちら側の人間です。)
5, 写経・単語練習
これも、他のものと比べると少しハードルが高いかもしれません。音楽や動画の視聴は、横になった状態でも可能ですし、こちらが能動的に働きかけなくても勝手に目や耳に入ってくるので楽ですが、写経や単語練習の場合は、机に向かい、積極的に自分の手を動かす必要があるからです。
そのため、写経や単語練習は、ある程度気力のあるときにやることをおすすめします。
利点としては、何も考えずに無心で行うことができるので、勝手に時間が過ぎてくれることです。それに加えて、何かしら自分に益するところもあります。(もっとも、この側面をあまり意識しすぎると、義務感が発生してしんどくなることがあるので、あくまでおまけ程度に考えましょう。)
個人的には、lofi hip hopを流しながら無心でルーズリーフに単語を書き殴るのがおすすめです。
6, アロマオイル
これは、準備するのにお金がある程度かかりますが、大きな効果が期待できます。
アロマオイルは、正直、独立した記事で取り上げる必要があるほど奥が深いのですが、ここではあくまで紹介程度にとどめます。
アロマオイルは、それぞれの精油によって効能が異なります。気分を落ち着かせ、リラックスするためのものから、気分を切り替えて前向きな気持ちにするためのものまで多種多様です。
幸い、ネットにはアロマオイルについて詳しく解説した記事がたくさんあるので、それらを参考にしながら、可能であれば実際に店舗に行って、自分で匂いを嗅いでよくよく吟味した上で、気に入ったものを購入すると良いでしょう。
私は、よくラベンダーの精油を使っています。部屋全体にラベンダーの香りが充満すると、かなり気持ちが落ち着くのでおすすめです。
7, ぬいぐるみ
これも、少しお金がかかるので、あまり強くおすすめはできませんが、個人的には意外と効果があると思っています。
利点としては、部屋にぬいぐるみやフィギュアを飾っておくことで、部屋全体の雰囲気が心地よいものになる(自室で一日の大半を過ごす人にとっては、部屋の雰囲気はかなり重要です)だけでなく、メンタルがしんどいときに、手にとって触ったり、眺めたりしているだけで心が落ち着きます。
まとめ
私が普段行っているライフハックの紹介は以上になります。
もちろん、これらすべてを行う必要は全くありません。自分が気になったもの、自分でもやれそうなものを選んで、好きなように行ってください。
「本当にしんどいときはTwitterとかYouTubeを開いたりすることすらできなくて天井や壁を見ていることしかできない」という方もいると思いますが、それはかなり重篤な症状ですので、早期に精神科などに行かれることをおすすめします。(抗うつ薬や抗不安薬を飲んでいればある程度そうした症状は軽快します。)
最後に、この記事の意義を減じるようなことになりかねませんが、メンヘラ.jpというサイトにライフハック(こちらはもっと深刻な感じです)について紹介している記事が他にもいくつかあるので、もし気になるという人がいれば、一度「ライフハック」で記事を検索してみていくつか読んでみることを勧めます。(これらの記事を読むこと自体、苦痛の共有や良い暇つぶしの役に立つという意味で、本稿でいうところの「ライフハック」になると思います。)
みなさんがストレスフリーな生活を送ることができるよう願っております。
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