お父さんの育児と第二領域
「段ボールでおうち作って遊んでみたいなぁ」
妻のこの一言で、
私はすぐに行動を始めたのだ。
近所の電気屋さんから、冷蔵庫などの大型段ボールをかき集めること10個以上。
玄関はこんな感じだ。
思った以上に段ボールは
「もらいすぎた」
と思ったが、もう、後戻りはできない。
そして、
部屋に、
◾️段ボールの迷路
と、
◾️階段にすべり台
を、息子たち(4歳、2歳)と作ったのだ。
こんな感じである。
一応、迷路。
そして、
階段をすべり台に。
(すべり降りるより、登る方が難しいため、おもしろがっていた)
————————————————————
▼なぜ、本気で段ボールで遊んだか?
————————————————————
妻は始め、
「段ボールでおうちを作りたい」
と呟いていた。
が、
もはや、
そんなことはどうでも良くなってきた。
私は、息子たちと、本気で段ボールを使って遊びたいのである。
————————————————————
▼お父さんの活躍できる育児は第二領域
————————————————————
「7つの習慣」
という世界的ベストセラーで、コヴィー先生は、
『時間のマトリックス』
という概念を説明している。
念のため説明すると、
物事には、
(1)「緊急」かつ「重要」なこと。
(赤ちゃんが泣いたらミルク!)
(2)「緊急」ではないけど「重要」なこと。
(ココが、第二領域。)
(3)「緊急」だけど「重要」ではないこと。
(メールやLINEの返信とか。)
(4)「緊急」でも「重要」でもないこと。
(暇つぶし。YouTubeとか。)
がある、と。
で、「緊急で重要なこと」
(ミルクとかお乳とか)
は大体、妻が気づいてやってしまう。
なので、
————————————————————
▼お父さんは、緊急じゃないけど大切なことを狙おう————————————————————
私のように、段ボールで
◾️巨大迷路や
◾️階段にすべり台
は、緊急性は全くないのである。
ただ、
◾️本気の段ボール遊びを経験させるとか、
◾️家の中にいながら、すべり台の坂道を駆け上がって体力をつけるとか、
これらは
『私にとって』
重要なことなのである。
体力が付けば風邪をひかないし、
そもそも楽しいことをすると、人生豊かに過ごせそうなので。
ただ、
————————————————————
▼家の中に、段ボールを大量に持ち込めと言いたいわけではない
————————————————————
なぜかと言うと、
育児において『重要』
だと思うことは、人それぞれ、ちがうからである。
我が家においても、妻は段ボールでいっぱいになった部屋を見て、
あきれ返った。
「え?段ボールでおうちって、イメージと違うんだけど。。」
そうだろ。
私も、そうだ。
ただ、段ボールを集め始めると、テンションが上がってきて、ついつい、もらいすぎてしまったのだ。
だから、
重要なことは、
————————————————————
▼自分にとっての、育児の第二領域を決めること
————————————————————
我が子にこれをしてあげたい!
と思うことは、だいたい
緊急性はないけど、重要なこと。
である。
さぁ、今すぐ、とりかかろうではありませんか。
————————————————————
P.S.
妻から、
「で、この段ボール、どう処分するの?」
と聞かれて、
「一生分の段ボールっす。」
と、訳の分からない返事をした私。
息子たち、
頼むからあと数年、この段ボールで遊んでやってください。
サポートしていただいたお金が本一冊分になりましたら、出版させていただいたパパ育休の本一冊を、図書館に寄贈させていただきます!(その際には、noteにてご報告させていただきます!)