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それでもあなたは、家庭に入るより仕事を選びますか?

それでもあなたは家庭に入るより、仕事を選びますか?と言ってやりたい人がいます。それは、、、
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▼過去の自分です
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第一子が誕生したときのぼくは、子どもが生まれて嬉しい!という気持ちはもちろんありましたが、それ以上に「仕事をなんとか回さなきゃ!」と思っていました。

その考えが間違っていたとは、今でも思いませんが、一つ反省する点があるとすると、

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▼選択肢が少なすぎた
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当時の僕は仕事から離れて家庭に入る(例えば育休をとる)なんて選択肢はありませんでした。

ぼくは、小学校の教員をしていて、運動会の前日に子どもが生まれました。

もし、運動会当日だったら、僕は妻の出産と仕事と、どちらを優先していたのでしょうか。。たぶん、仕事(運動会)を優先していたと思います。

だって、僕がいないと組体操(!)の笛を吹く人がいないんですもの。。。

今の時代に組体操?という話はそっとしておいて(昔のことですので、、、)

過去の僕の問題点、というか反省点は、

「子どもが生まれても、働き方を一ミリも変えない」の一択だったことです。

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▼働き方を少しでも変える、という選択肢
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第一子が生まれるときは、子育てなんかしたことがありませんでしたし、そもそも、子育てとは何をすることか、よくわかっていませんでした。

当然、子育てに関する妻の大変さや(夜泣きが大変とか)、授乳の大変さとか(初めての子どもの授乳はうまくいかなかったとか)全然知りませんでした。

なので、働き方を変える、という意識が1ミリもなく、平日は朝早くから夜遅くまで働き、

土日は疲れ果てて午前中に「ちょっと寝させて~」とベットの中にいたり、仕事を持ち帰ってやっていたりしました。

もちろん、それをしないと当時は、仕事も体も回らなかったので仕方がなかったのですが、

それでも、そこで思考停止にならず「何とか平日、家に早く帰ることはできないか?」と働き方を変える工夫を一つでも考えればよかったなぁと思います。

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▼小学校の教員で、仕事がバリバリできるのに、お疲れ様~と先に帰っていく先輩のナゾ
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僕よりも圧倒的に仕事量が多いにも関わらず、さら~と帰っていく先輩がいました。

あまりにもナゾだったので、「いつ、授業の準備をしているんですか?」と聞くと「夏休みに1年分やってるよ」とのことでした。

(一年分の授業の教材研究をしたノートをさっと出して見せてくれました。)

ついでに、授業で使うプリントも、どうやら一年分、夏休みにまとめて印刷しているとか。(どーりで印刷室で、先輩の姿を一度も見かけないわけだ)

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▼話を戻します
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毎日の授業の準備が割と大変、というのは小学校の教員をしている僕の個人的な悩みだったりしますが、

「平日、家に帰る時間を早くする工夫」ととらえると、それぞれの仕事でできることがあるのかなと思っています。

もちろん、絶対的に早く帰れない仕事量&仕事内容というのもあると思いますが、

その中でも思考停止になって「平日、早く帰るのは無理~」と思わないようにしたいなぁと、昔の自分を見て思いました。

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▼なんとか、ならないかと思考する
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昔の僕は、「考えること」を放棄していました。子どもが生まれたら、働き方や働く時間を変えるという選択肢が、自分の中から生まれてきませんでした。

もちろん、当時の僕は、仕事が早いわけでも、経験年数を重ねているわけでもなかったので、どうやっても、仕事を早く切り上げることはできませんでした。

ただ、反省したいのは、「なんとか家族との時間を増やせないか?」と考えることを一切しなかったことです。

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▼それでもあなたは家庭に入るより、仕事を選びますか?
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当時の僕の行動は、ダメだったとは言い切れませんが、せめて数日、家庭に入る(例えば、妻が出産から帰ってきて数日は有給をとるとか)

そんなことをしていれば、妻の大変さとか、一緒に子育てをできた喜びなんかを共有できなのかなぁと思ったりします。

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▼一人目のときは、仕事しか頭になかったぼく
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二人目のときも、それほど、働き方が変わったわけではなかった僕。

妻に当時のことを聞くと「二人目のときの記憶が、あんまりない」と語っていました。(それだけ大変だったのでしょう)

一人目、二人目と子どもが生まれても働き方がさほど、変わらなかった僕。

なんのために働いているんだろう、なんて考える暇もありませんでした。

でも、3人目、少し考える余裕が出てきたので、「僕も家庭に入る」という選択肢が出てきました。(育休をとる、という選択肢です)

それで見えてきた、妻のやってくれていたことを、Voicyラジオに出演させていただいたので、お話させていただきました。

一年間の育休で学んだこと、世の中のママさんがしてくれていることを、ママさんの代わりにお伝えさせていただきました。

「成川ってどんな声?」「ママの代弁者ってどういうこと?」「あなたは一年間の育休で何をしてきたの?」よければお聴きくださいませ。



サポートしていただいたお金が本一冊分になりましたら、出版させていただいたパパ育休の本一冊を、図書館に寄贈させていただきます!(その際には、noteにてご報告させていただきます!)