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大学時代に竹下通りのマクドナルドでアルバイトをしていたことから得たもの

ライターのナリシゲ(@nari_104)です。
福岡県北九州市のローカルWebメディア「キタキュースタイル」を運営しています。

大学生のころ、竹下通りのマクドナルドでアルバイトをしていました。
最終の職位はスウィング・マネージャー(以下SW-MGR)。この年の都内のSW-MGRの中でトップの時給でした。
スキルよりモチベーター的なところを評価してもらったようです。
そういう事情で着いたポジションなので、港区某店のSW-MGR加藤さんからは「使えねえ」なんて陰口を叩かれたことも。
でも「使える」「使えない」を決めるのは他店のフリーター・加藤さんじゃなくて原宿竹下通りの店長なので、クソが!くらいにしか思っていませんでした。
その後、この発言により広尾の加藤さんはうちの店を出禁に。いらんことは言うもんじゃない。

実際にオペレーションスキルは高くなかったんですよ。
ミートのターンはうまくできないし(当時はクラムシェル未導入でした)、バンズもぽろぽろと落としていました。ポテトのバギングも遅かったです。

でも、オペレーションスキルとマネージャーとしてのスキルが別物であることに既に気づいていたんで、SW-MGRの話が来たときには飛びつきましたね。自分の力を生かせるのはこっちだ!って。紺のベストも格好良く見えていました。

さまざまなチェックを経て、念願のSW-MGRに。
制服が変わっただけでモテるようになりました。自己肯定感爆上がり。
お店での存在感も得ることができましたし、何なら新卒の社員より仕事ができるわけです。定期券を買って毎日原宿に来ていましたね。自分の存在価値を確認するために。

しかし、お店から一歩外に出ると、誰も私のことなんて知らないわけです。
お店の中でそこそこ偉くていい気になっていた私ですが、だからといって世間から評価されたわけでもないし、就職が決まったわけでもありません。

アルバイトでマネージャーをやって少しモテた程度で浮かれるもんじゃないな、と今になって思います。

小さな単位の中で評価されることはもちろん大事ですが、一歩外に出るとほとんどの人はそんなことを知らないわけです。
私もかつて、Twitterで軽くバズったことがありますが、もう誰も覚えていません。

こんなのでいつまでもいい気になっても痛々しいだけです。
「ほら!昔“RETRIP滅びろ”でバズったことがあるよ!すごいでしょ!」みたいなことを言っても、何言ってるんだオッサン、で終了。
(とはいえこのバズは人生を大きく変えたわけですが、その話はまた別の機会に)

「評価される単位」は少しずつ大きくしていかなきゃならないんだろうなと思います。
Twitterでバズったくらいじゃまだまだ。(すごいことだとは思うけど)

もっと励まないと。

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