見出し画像

私の人生は正社員で終わるはずだった


28歳、社会人になって丸6年経過───

社会人7年目に一歩踏み出し、こんにちは。


私の現在:週3日のパート勤務


社会人になって時給で働く日が来るなんて、当時の私は思ってもいませんでした。



新社会人、ここからスタート



大学で教育学部に通っていた私───
小中の教員免許を取得しました。

教育実習では【大変 < 楽しい】だった私───
そのまま教員の道に進むはずでした。


教員採用試験より少し前に一般企業の就活スタート
なぜか他学部の人と、一緒にバスに乗って合同説明会に参加する私───

一般企業なんて1ミリも考えていなかったのに。
なぜが就活を始める私───


不思議、とっても不思議。
今思い返してもそればかりは分からない。



営業とは?

よく分からないまま、ある証券会社で選考を進めていました。
ただただ、その会社の考えに惹かれた、その思いを伝える。


営業なんてよく分からない。
どんな仕事なのかも分からない。


両親には「よく営業なんて選んだね。しかも証券会社なんて。」と言われる。

え〜、そんなに大変なのかなぁ?
なんてかなり漠然とした想像を膨らませていた入社前


私の社会人生活は、証券会社の営業からスタート



営業人生がはじまった



出来事ひとつひとつ、話していたらキリがないほど、たくさんの出会いと経験を積ませていただいた職場。

  • 仕事内容も

  • 人間関係も

  • 自分の在り方も

そのときの、ひとつひとつが今の私の大きな一部になっています。


(細かい話はまたあとで。)



そんな中、営業職としての自分の存在に、たくさんの違和感を感じるようになりました。

  • 数字にこだわることのできない自分

  • お客様の考えベースで動きたい自分

お客様本意で営業しなさいと言われるのに、実際はするなと言われているようなもどかしさ。


私はこのままでいいのか?

だんだんと自分の立ち位置や、本来の気持ちが分からなくなる。
そこを乗り越える強さを持っている人の中から、トップ営業マンが生まれていく。


全然私はいい。
全然私はトップ営業マンなんてなりたくない。


そう思って転職を決意

_人人人人人人人人_
> 行き先は営業 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ 


人材紹介会社、いわゆる転職エージェントです。

_人人人人人人人人_
> いやなぜ営業 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ 



初めての転職



希望条件:営業以外、土日休み
「営業経験があるなら、営業での転職が一番しやすいんですよね。」


希望地域:現在住んでいる県(田舎)
「逆に営業以外だと、なかなかないです、都内じゃないと。」


お世話になった転職エージェントの人からのアドバイスを受け、私は扱う商材を変えた営業への転職を決意。


いや、単純なんです。私単純なんですよ。

昔から素直なところだけが取り柄です。



今思えば、
「いや、それ当たり前でしょ!そこをなんとかしてよ!」
と思いますが。

まぁ、その人いい人だったんです。

_人人人人人人人人人_
> お人好しかーい <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ 



そして始まった私の転職エージェント生活

これがね、以外にもね、楽しかったんですよ!


【転職したい人と、人がほしい企業をつなぐ】
という、とてもやりがいのある仕事。


そのときの上司が、すごく自由にさせてくれる人でした。
要所要所のアドバイスをくれますが、「基本は自分の好きなように時間管理も営業スタイルもやっていいよ」スタイル。

それがすごく良かった。成績も徐々に上がり始めた。


そんな矢先、上司退職──


──新たな上司登場


_人人人人人人人人人_
> 若っ!!!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄ 

具体的な年齢は控えますが、びっくりするほど若い新所長


そして、そこから始まる、めっちゃ体育会系のゴリゴリ営業──


  • 私語するな!

  • 成績悪ければ土日返上する勢いでやれ!

  • 残業ありきのスケジュール管理!

  • そして10時・13時・17時・帰社前の都度報告!

まぁとにかく細かい。とても細かい。


イレギュラーが入ってくると、私のちんちくりんな頭の中はもうパニック

ぎっちりしたスケジュール管理が、私には向いていなかった模様


あぁ、嫌だな。
こんな管理されている中で働けない。




そんな中、私生活。
私は現在の夫と入籍しました。


そこで改めて、夫に言われた一言

「今の会社マジやばいと思うよ。
早いところ辞めた方がいいんじゃない。」


21時頃の帰宅が当たり前
これから先長い目で見たら、きっと続かない。



私の世界が開けた瞬間



そんな日々を送る中、退職した上司からの連絡がありました。

「仕事順調?」

  • 順調ではない

  • 辞めたい

  • でもやりたいことが見つからない

「じゃあ、俺の仕事手伝ってよ!」


まさかのまさかの、ご縁。
次の仕事が見つかるまででもいいからと、業務委託の依頼を受けました。



業務委託とは…?

新しい働き方を知りました。



私の親は、正社員共働き。
母が私を産んだ当時は、産休3ヶ月

それでもずっと正社員で働き続けています。


それが当たり前、私の中の当たり前。


しかし、正社員ではない働き方に“自分ごと”として直面する。

様々な働き方があると頭の中では分かっていた。

それを“自分ごと”として受け入れるかどうか、人の価値観ってかなり変わるなぁ。




そこから開けた私の世界。

まだまだ先は明るいぞ。



心と時間とお金の余裕



私の現在:週3日のパート勤務

  • 正社員で働くことも視野に入れながら

  • 正社員以外の働き方も選択肢に入れつつ

  • 就職活動中



現在のパートは、FPアシスタント
証券会社で働いていたときの記憶がよみがえる。


職場の人間関係良好◎みんな優しい親切◎

ひとりひとりが個人事業主で、自分で稼ぐ力を持っている。
もちろんお金にも余裕がある人たちばかり。


あぁ、いいな。
私も自分のやりたいことで稼ぎたい。
心にもお金にも余裕を持って働きたい。



今を見つめる



私は現在、昨年夏に入籍をした夫と二人暮らし。
ちょうど結婚式を3ヶ月後に控えている。

これから先、もし子どもを授かったとしたら、こんなに時間と心に余裕を持った生活は、しばらくできないだろう。


今しかない、今しかできない。


今のこの時間でたくさんのスキルを身につけよう。

自分のやりたいこと、進みたい道を決める大切な時間にしよう。




そして何より一番、夫に感謝しています。

「好きなことを、好きなようにやったらいい。」

と、

私のやりたいことを見つけるこの時間を、静かに見守っていてくれて本当にありがとう。


あなたと出会えて、本当に幸せ。

きっときっと、素敵な未来になるから、もう少しだけ待っててね。


この記事が参加している募集

#仕事について話そう

110,250件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?