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私は東京湾の近くで生まれ育った。けっしてきれいな海とは言えないけれど、海を見ると安心する。

幼いころはよく父親に連れて来てもらっていた。が、中高生の時期は忙しくて、家から2km以上離れた海岸線まで足を運ぶことはなくなった。

しかし大学生になってから、コロナ禍で家にいる日々が続いたとき、ときどき散歩やランニングをしに再び海へ訪れるようになった。私は、海の匂いと、波の音がすきだったことを思い出した。

また休日の海辺には、お散歩中のデカくてもこもこした犬や、ウインドサーフィンをしている人がいる。ここにいる人間や動物は、なんだか幸せそうで、私も嬉しくなる。

天気が良い日の夕方は空がきれいだし、富士山も見える。夕風を浴びながら、晩ごはんのことを考える。

この先もきっと、海の近くに住みたい。

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