働き方5.0:これからの世界をつくる仲間たちへ
2021年2冊目
同僚が推してたので購入。基本、お勧めされた本は買うようにしてる。
以下、気になったところを抜粋。
“誰も盗むことのできない知識、すなわち「暗黙知」を持つ者が、それを自らの資本として戦うことができるのです”
暗黙知とは簡単に言うと、経験的に使っている知識だが、言葉では簡単に説明できなかったり、数値化できないものである。自分の内で暗黙知を増殖させていくことで自分のオリジナリティが創られていくのだと思う。
また、この暗黙知を言語化できる能力は高めたいものである。わかりづらいことをわかりやすい言語に翻訳できることは、何かを教える上で、だれかをコーチングする上で重宝すべき能力であると思う。
”大人から「好きなことを見つけろ」「やりたいことを探せ」と言われると、「自分は何が好きなんだろう」と自分の内面に目を向ける人が多いでしょう。そこからいわゆる「自分探しの旅」のようなものが始まるわけですが、これは袋小路に行き当たってしまうことが少なくありません。”
この文を読んで「ビビビッ」という衝撃が身体を走った。
「好きなことをやりなさい」とか「やりたいことを追求していきなさい」と言うけれど、それが見つからない学生って結構いると思う。
実際に、「やりたいことが分からない」という言葉を耳にすることも多い。
じゃあどうするか?
好きなことをベースにて考えることも一手だが、社会貢献をベースに考えることも良い手段の一つである。「好きなこと」×「社会貢献」というように併せて考えて、自分の将来を考えても良い。もちろんどちから一方でも良いだろう。「好きなこと」だけでなくて「社会貢献」という要素を含めてみると、将来何をやりたいのかの選択肢は広がるかもしれない。
今後も仕事の在り方というのは変化していく。
その変化に飲み込まれないように、いや、その変化を活かせるように仕事(=社会貢献)をしていきたいと思う。
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