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昭和女子大学光葉博物館 & 生活工房ギャラリー(東京都世田谷区・三軒茶屋駅)

・昭和女子大学光葉博物館

三軒茶屋駅から池尻大橋方面へと歩みを進めると見えてくるのが昭和女子大学。キャンパスの中に幼稚園機能から大学院機能までが揃っているというのが特徴的で、外国の人たちが行き交うのも目立つ。今までに訪れた大学とは違った雰囲気の場所でもある。

受付で入館証を借りて構内へ入るというのはいくつかの女子大学で経験しているところだけれど、おそらく幼年からの生徒が集まっているというのもその理由の一つかもしれない。昨今は不審な事件も多くなっていることだし当然の処置といえば処置で、入館証を受け取ってからも、他の場所への立ち入り禁止の旨を伝えられる。

人見記念講堂は外から眺めるだけ

昔ちょっとしたツテで構内にある人見記念講堂に行ったことがあるんだけれど、その時は別に入館証の類はなかった気がするのでこれも時代性なのだろう。ちなみに人見記念講堂というのは創設者である人見東明の名前からきている。ひとみとうめい。なんていうロマンチックな名前だろう。

これはトルストイ 瞳は透明ではない

光葉博物館は真っ直ぐと構内を進んで突き当たりを左手に曲がるとある。自然の豊かな「昭和之泉」を横目に入館、こちらには人がおらず自由見学となっている。今回は企画展として沖縄の民具と工芸を中心とした展示をおこなっている。

構内にある昭和之泉

1フロアながら結構な広さで、これまでの展示会の内容を見る限りではかなり内容が変化しているので、常設展示は無く展示内容によってガラリと入れ替えされるのだろう。

大学博物館にありがちな誰もいない独占状態かと思いきや、ほかにも見学者がいて熱心にメモをとっている様子。見た感じ学生っぽい感じだったので、おそらくレポートの一環なのかもしれない。もしくは学芸員課程か。
ちなみに会場の隅にカードがあるのも発見。「授業に参加した生徒はカードを回収云々・・・」とあり、授業の参加資格として使われていることもあるのだろう。トイレは洋式。

・生活工房ギャラリー
三軒茶屋駅前にあるキャロットタワー。展望台から東京の街を見下ろせる素敵な場所であるにも関わらず、意外と人が少なくて穴場だったりする。そのキャロットタワーの中にあるのが生活工房ギャラリー。

昭和女子大学に行ったその足でキャロットタワーを見学。企画展として、隣接する世田谷パブリックシアターでこれまでに行われてきた舞台のポスターを紹介している。
演劇舞台にはそれほど詳しくないので、テレビや映画でも観るような様々な役者が出演しているんだな、くらいな感覚で眺めていたのだけれど、どれもデザインが面白い。CDのジャケットみたいなものもあったりして、ジャケ買いならぬジャケ観、みたいな感じでポスターが魅力的に見えることで劇場に足を運ぶことだってありえるだろうな、と思った。なにより、著名人が出演するような大きな劇場がここにあったのね。ほんと勉強不足ですすいません。キャロットタワー内のトイレはウォシュレット式。

さらっと観られる

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