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GMOデジタル美術館(東京都渋谷区・渋谷駅)

渋谷のあらたなスポットである東急プラザ。その中にあるのがGMOデジタル美術館である。世界一ちいさな美術館、という名称で知られていたこちらの美術館が名を変えて、現在はGMOの代表である熊谷正寿氏のコレクションとしてバンクシーの作品を紹介している。

デジタル美術館、という名称から想定されるように、大きな画面を使ってデジタルでアートを展示する施設なのか、とあまり過度な期待をしないで訪れたところ、これが意外にも面白い。デジタルで紹介されるのはここに収蔵されているバンクシーの3点の絵。それぞれの作品に見られる特徴を拡大図で紹介している、というのがメインだろうか。そして絵の紹介が終わってスクリーンが上がると、その下からは実物のバンクシーの絵が登場する。

まずはデジタル展示で絵画の説明から

まぎれもない実物である。バルーンを持つ少女、花束を投げるテロリスト、爆弾を抱える少女、といったバンクシーの絵の中でも割と有名な3点がここに集結している。デジタル美術館という名前に騙された。てっきりデジタルでお茶を濁しておしまい、というところ、至近距離で現物のバンクシーを見られる。ストリートアートであるバンクシーを展示することの是非はさておき、海外がメインストリームであるバンクシーの作品をスリーコインで見られるというのはやはり嬉しい。

バンクシーといえばこれ、という作品が並ぶ

3階には同じく熊谷氏によるコレクション作品を展示したギャラリーがある。2階で紹介されている3作品とはまた違うバンクシーの作品がいくつもあるので、こちらも必見といったところ。こちらの作品は実際に購入することもできる。バンクシーだしリーズナブルな買い物ですね。トイレはウォシュレット式。

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