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ICC(東京都新宿区・初台駅 生命的なものたち)

NTTの技術の粋を結集させているICCことインターコミュニケーション・センターで「生命的なものたち」という展覧会を実施。

こちらは色々な体験型の展示で実際に見学者が触れて楽しめる内容が盛りだくさん。都内の中心部にあって比較的リーズナブルに楽しめる隠れた人気スポット。言葉ではなく体感して感じることがメインの、エンタテインメント性に特化したミュージアムと言えるかもしれない。大学の研究室から生まれている技術の体験や、アーティストによるインスタレーションもアート作品でありながら見て楽しむというよりも体験して学ぶ、という傾向が強い。

科学博物館的な

現在は展示入れ替えで休館している下の階にある葛飾北斎と歌川広重の浮世絵もやはり科学技術の発達によって浮世絵を味わう、といったもので、やがて劣化して行く芸術作品をどうやって永遠に後世へ残すか、という現代におけるデジタル展示の在り方を問いかける展示となっている。

デジタルで描く東京

AIを使ってのデジタル展示が大半を占めており、一風かわったミュージアムと言えるかもしれない。来るべき未来に対して、どうやってアート性を保持して行くのか、というのがテーマの根底にある。トイレはウォシュレット式。

プログラムに則って一定のずれた動作を行う妙が面白い


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