見出し画像

JICA地球ひろば(東京都新宿区・市ヶ谷駅)

市ヶ谷駅から外濠を渡った靖国通りにある左内坂をひたすら上って行けば、ちょうど防衛省の裏手にあるのがJICA市ヶ谷ビル。地球ひろばはその1階にある。外務省所管の国際協力機構ジャイカの活動について紹介している施設である。

何人かの芸能人も訪れている様子のJICA地球ひろば、まずは現在の世界情勢についてのレクチャー展示がされている。近年で話題になったファクトフルネスの情報とはさほど差異がないまでも、正直なところ現地に即している情報であるJICAの算出している情報はファクトフルネスに比べてもネガティヴな結果が多い。発展途上国の現地に訪れているリアルがそこに感じ取れるかもしれない。もちろん全てをネガティヴに捉えるべきではないかもしれないけれども。

サステナブルデベロップメントゴールズも学べる

次の展示室では、国内における食料や水の事情といった実際の生活における現状を紹介しているほか、では発展途上国ではどういった対策をしているのか、といったことを紹介している。食料の多くを輸入に頼っている日本の現状、もし輸入がなくなってしまったらどうなるのか、かなり綱渡りで生活が成り立っていることがわかってくる。
ではこの現状をどうすれば打破できるのか、諸問題を解決するにはどうしたらよいか、ということで多くのメッセージを募っている。絵空事ではない近未来、満たされる生活をするためにどうしたらよいか、SDGsの視点からも一人一人が考えなくてはならない問題なのだということを改めて知ることに。

何ができるだろうね、考えよう

2階ではルワンダについての特集。日本との友好関係樹立から60年となるルワンダ。にもかかわらず、実際にルワンダで起きた虐殺事件などあまり知られていないことが多い。世界情勢にも耳を傾ける時代になっているのだ。トイレはウォシュレット式と洋式がそれぞれ。
ちなみに2階にあるJ'S CAFEでは世界各国の料理を味わうことができる。せっかくここまで来たなら、普段あまり触れることのない世界の料理を味わってみるのも一つの手かもしれない。

会期によって採り上げられる国が変わる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?