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お茶の水おりがみ会館(東京都文京区・御茶ノ水駅)
文京区は湯島、御茶ノ水駅から向かうと東京医科歯科大学の裏側あたりにあるのがおりがみ会館である。日本古来より伝わるおりがみの文化を国内外へ広めるため50年前に作られた施設で、やはり外国人からは人気がある模様。ギャラリーや和紙の染め紙工房があるほか、もちろんおりがみ教室もある。
https://www.origamikaikan.co.jp/
入口の左手に小さなギャラリーがあり旬の展示が開催されている。ちょうど展示されていたのは童話「ネズミの嫁入り」をテーマにしたおりがみ。嫁入りに向かうネズミ一行を形どった作品で、人形ではないのかと目を疑ってしまうほど精巧に作られている。そのほかにも花のくす玉やおりがみの「関羽」など、はっきり言ってレベルが違う。鶴とか手裏剣を折って満足している場合ではない。こういったおりがみを作ることができたらまた楽しいだろうな。
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そこから階段を上って行くと、壁にはペーパー・ナプキンでのおりがみ作品や、一つの完成品から次の作品を作る方法などが解説されており、M2階へ到着すると一室が丸ごと本格的なギャラリーになっている。正面に飾られた騎馬武者の行列がなんといっても目を引く。もちろん馬も武士もおりがみでできている。さらに鎧姿の鎌倉武士(おそらく那須与一)をフィーチャーしたおりがみや、変わったところでは盆栽に模したものまである。
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鶴のおりがみも一筋縄ではいかない。鶴の嘴からさらにもう一羽の小さな鶴がぶらさがっているという作品、これぞまさに技巧の世界。どうやって作ったのか見当もつかない。っていうかよくこんなことを思いついたもの。これを考えついた人に敬意を払いたいもの。いつかおりがみを習う日もあることだろう。トイレは男女共有の個室で洋式。
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