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ベルモント公園ギャラリー(東京都足立区・梅島駅)

梅島駅から少し歩いた場所には突如としてベルモント公園という洋式の公園がある。これは足立区とオーストラリアにあるベルモント市との友好親善のシンボルとして作られた公園で、オーストラリア原産の植物が多くある公園だという。

公園の中にはベルモント公園ギャラリーとして陳列館がある。せっかく足立区に行くなら、ということで見つけた展示施設で、足立区とベルモント市がなぜこれほどまでに友好関係なのかはよくわからない。どうもベルモント市からの申し入れによるものらしいのだけれど、とにかくベルモント市がある西オーストラリアには世界の果てパースの中にある。個人的にいつか死ぬまでに行ってみたい街ベストワンであるパースを出されたら行かないわけに行かない。

死ぬまでに行きたい場所

公園事務所を兼ねた館内は2階建てになっており、1階ではベルモント市ゆかりの農具や工芸品、民芸品などが揃えられている。おそらくアボリジニーが使用していたものと推測できるブーメランや投げ槍のほか、かつて使用されていた木製の冷蔵庫なども展示されている。

1階の展示室

2階もまたベルモント市から寄贈されたものが多く展示されている。まさに陳列館といった様相を呈しており、虎目石、エミューの卵飾り、木彫りの怪獣、アボリジニーの作ったナイフ、といったものが並べられている。逆にベルモント市に訪れたら足立区の名物が展示されているのだろうか。興味深いところである。
トイレは洋式。洋風庭園にはところどころに羊(の彫刻)が点在し、橋もかかっているだいぶオーストラリア臭を感じられる公園になっている。閉館時間が早いので訪れる時には時間調整が必要。

羊(彫刻)が点在している公園

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