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前も見ず他人の背を追う踏み出した足の下には地面はあるか? 盲目的な追従の先に未来はあるか…
初出:「かばん」2020.11月号
自由もなく意思もなく条件反射で生きていることに気づくのがそんなに苦しいか? 気づかない限…
塩分大事 初出:「かばん」2021.2月号
とある映画の予告編で、 「あなたにも、もう一度逢いたい人はいますか?」 というキャッチコ…
何かを話しているときに「すごいね」とか「物知りだね」とか「頭いいね」とか言われて遮られる…
とある繁華街に住んでいた時期がありまして。 (誰がなんと言ってもあんなに治安の良い街はないと思っている)(何しろ通報からお巡りさんの到着までが尋常でなく速い)(だって通報される前から日常的に巡回しているから) それでね、早朝家から出て歩くと、時期によっては吐瀉物なんか当たり前のようにある。忘年会帰り。28時の寒空の路上に放り出されたサラリーマンが吐いた。それを大小様々な鳥が、必要な食糧として奪い合ってる。 そうだね、それは確かにただのタンパク源かもしれないね。 それは数時間
写真は人からいただいた明太子をとても贅沢に使ったスパゲッティを作ったときの写真です。とて…
夜道を歩いていてすれ違う集団というのは、 どうしてかこちらが一人、ないし二人と、小人数と…
極端な夜道のガードレールって意味ありげに見えますね 短歌初出:「かばん」2021.9月号
実話です 246は国道246号線。 「地球最後の夜」は、正確には「last night on earth」=地球最…
コンニチのシをケッするのアンジンはリュウコンロクのハッショウサンショウ 今日は夏至でした…
プロテインは飲みづらく 日常の些事は疎ましく それでも命は続いていく、という話
「29歳問題」とよく言っているのだけれど、僕が好きな(大切なことなので強調しておくが尊敬はしていない)吉田松陰は、満29歳で死んでいる。 僕の好きな今生きている人たちが、29歳から30歳になるとき、僕はいつもそのことを考える。 今元気に生きている人たちが、楽しく、元気に、過ごしてくれますように。 短歌初出:「かばん」2021,6月号