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実籾本郷公園は紫陽花が見ごろ、菖蒲はそろそろ終わりだった

梅雨の晴れ間の週末に、実籾本郷公園に行ってみた。なんとなくドライブをして、カーナビの地図に公園のような緑地が見えたので、立ち寄ってみたのだ。
公園に続く道の右手には水田、その先に見える高校のグラウンドのネット、なんだかとっても遠くに来たような気分になった。家から車で20分足らずの場所なのだけど。
萎れ始めた菖蒲の咲く沼の横に赤紫色をした紫陽花が咲いていた。水たまりと沼の中間のような水場には、小さな魚やアメリカザリガニがいて、その上を、おそらくはギンヤンマと思しきトンボが旋回していてる。良いところだ。

公園の真ん中には、大きな古民家が立っていて、広大な土間とその横に広大な板の間があった。もちろん豪農の家なのだろうけど、当時は随分と巨大な家に住んでいたのだなあと思う。屋根が高いのに平家建で、天井の梁が立派だった。断熱という概念がない家なので、冬はさぞかし寒かっただろうと思う。

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公園をひと回りして駐車場に戻る途中、公園の裏手に大きな水田があった。ほたる野という看板が目に入った。自然な農法でお米を育ている水田らしい。僕は、日本の蛍を見たことがないから、今度、夜にここに来て、蛍を見てみたいものだと思った。

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