障害児だって普通に育てたい!
「普通」って何よ?!
と、障害のある仲間内ではよく話題になる。
確かに、あなたにとって「普通」と感じられることが、他の人にとっては「異常」になることは容易に想像がつく。
例えば、私にとっては、弱視難聴の状態はいたって「普通」の状態なわけだが、多くの人がそれを「普通」とはとらえないだろう。
障害児を育てる親からはよく
「普通に育てたいんです」
という言葉を耳にする。
これまで障害というものと無縁に生活をしてきた親たちの素直な気持ちなのではないかと思った。
そんな「障害児だって普通に育てたい」という気持ちを貫いた母の育児と、
「普通」に育てられた全盲の娘の物語を1冊の本にした。
乳幼児から、小学校、中学校、高校とそれぞれ母の育児への苦悩、そして、母の決意、執念・・・
それを娘さんご本人はどうとらえ、どう感じていたのかが語られている。
母の想いと娘の実体験が対をなし、彩り豊かによみがえったライフストーリーだ。
書籍情報
タイトル 「ごめんね」から「ありがとう」へ 地域で学ぶ盲児の物語
価格:kindle版 1074円(Kindle Unlimited対象)
単庫本 2310円
なお、この本の売り上げの一部は視覚障害児とその家族支援を行っているNPO団体へ寄付されるチャリティブックでもある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?