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オンライン料理教室だからこそできる良さ

先日、4回目となるオンラインでの親子料理教室を開催した。

この企画を思いついたのは最初に緊急事態宣言がでたときだった。

今まで自由に外出ができた日常から家で過ごす時間が増えた親子。今まで適度な距離感を保てていた親子もこうもずっと一緒にいるのはお互いに大変なもの。特に、食事を作る人にとっては毎日3色作るというのはかなりの負担増だ。

そこで、知り合いの料理研究家の方に相談してみたところ、快諾してくださり実現したのだった。

今回はポトフといちご大福を作った。

ポトフは、にんじん、じゃがいも、セロリ、たまねぎ、きゃべつ等々、たくさんの野菜を切るのだが、その前に生で野菜をかじってみるという時間があった。各々、かじった感想を述べた。みんなが食べるものではなく、自分たちが食べる物だけを作るので心おきなく野菜をかじることができる。

このポトフのレシピでは、干しシイタケを使ってだしをとるのだが、私も夫もシイタケがあまり好きではない。あの風味が苦手なのだ。だから、こっそり材料から外すこともできてしまう。これが対面のお料理教室だったら自分の好き嫌いで材料の変更などできないだろう。

いちご大福づくりでは、いちごをあんこでくるむときに手があんこだらけになってしまう。家だし、誰も見ていないからと
「あんこ、なめてもいいよ」
と息子に許可を出すと自分の手まで食べてしまう勢いで手をなめていた。笑

コロナ禍だからこそ、知恵を絞り新たな楽しみを見出す。オンラインでの親子料理教室はまた新たな発見があったのであった。

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