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くんくんくん、おなかすく~

楽しく、カジュアルに、弱視難聴の日々を発信しております奈良里紗です。

今回、手違いがありバディのフライトが別便に。

ヒースローからヘルシンキ乗り換えで羽田の旅を空港のアシスタントサービスを使うことに。

話者によって、声がきこえたりきこえなかったり、周囲の環境によって声がきこえたりきこえなかったりする私にとっては、自分専属のバディがいない状態での移動はなかなか大変。

ヘルシンキで乗り換えるとき、飛行機をおりると車いすでお出迎え。

障害者のサービス=車いす、これは空港ではお決まり。

毎回、車いすはいりません、一人で歩けますといっているのだけど、毎回、車いすが準備されている。

トランジットということもあり、なんとなく、車いすにのってみる。そう、そこは気分なのである。笑

車いすにのっていると、いつもとは違った視線でまわりをみれるのが面白い。といっても、遠くはよくみえないので、明るいとかくらいとかそのぐらいしかわからないのだけどね。

あっという間に次の搭乗口に到着。

車いすのロックもかけずにスタッフはどこかへきえていく。こういうの、日本じゃありえないのよね。笑

てことで、車いすのロックをかけてよっこらせっと動き出す。

壁伝いにあるいていくと、
くんくんくん、くんくんくん、そう、私の眼のかわりに鼻センサーがぴくぴく。

ヘルシンキなのに、なつかしの故郷に香りがするのはなぜ?

その先にあったのはまさかのラーメン屋さん!

あと20時間後ぐらいには日本だというのに、ヘルシンキでなぜか無性に食べたくなってしまった故郷の味。

香りが日本だったので味もばっちり。海外の変な味のラーメンじゃなくて、日本のラーメンの味!

幸せのひととき。

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