ディズニーとジブリとジェンダーと。
私の好きなPodcastの番組の1つである「台本なし英会話レッスン」でディズニーがテーマにとりあげられていた。
パーソナリティの英語のそうたさんは、ディズニーが大好き。YouTuveの番組などからもディズニーへの愛が伝わってきてほほえましい。
そんなそうたさんがどんなふうにディズニーをテーマに議論を繰り広げるのかなと思いながら拝聴。
議論を聞きながら改めて思うのはメディアの影響力の大きさだ。
もし、自分の親がディズニーが大好きだったら幼少期からディズニー作品に触れる機会がたくさんあったのだと思う。
そして、私もシンデレラや白雪姫のようなプリンセスに憧れて、白馬に乗った王子様が迎えにきてくれる夢物語に憧れて育ったのかもしれない。
でも、ディズニーに触れる機会がほとんど皆無だった私はどちらかというと白馬の王子様やプリンセスのきるドレスには憧れず、動きやすいズボンが好きだったし本気で男の子になりたいと思っていた時期もあった。隣の家のお姉ちゃんはピアノもひけて、髪の毛も長くてそれこそ、女の子らしいお姉ちゃんで大好きだった。でも、憧れの対象はどちらかというと野球の上手なお兄ちゃんたちだった。笑
ディズニーに限らず、女の子たちが好みそうな恋愛小説の王道はプリンセスストーリー。
きっと、こういうところからも無意識のうちに女の幸せ像が形作られていくんだろうなと思う。
そして、このステレオタイプ的な王道から外れる人生を送ることに不安を感じたり、うしろめたさを感じたりしている女性が多くいる。
いっそ、結婚しなくても子どもがいなくてもめちゃくちゃ自立していて格好いいプリンセス物語を描いてもらえると、人生、色々なHappy endの形があるよねっことが伝わるのかななんて。
そういう意味では、ジブリのほうがメッセージ性が深い気がしている。
と色々なことを考えながらこの番組を聞いていたわけだが、結論としてはバランスよく色々なジャンルを見る、見せることが大切なのかなと。
今週は息子と一緒にフルーツバスケットのファイナルシーズンを見る予定。これもたぶん少女漫画のカテゴリなのだろうけど、あんまりそういうことは気にしないのであった。