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聖徳太子様に会いに行こう!

聖徳太子様は不思議な人物です。

もともとは不思議でなかったのかもですけど、だんだん不思議になっていきました(^^)

聖徳太子様の不思議には「動物に好かれる」という部分があります。

太子さまのおそばに侍ったわんこに「雪丸」という子がいます。

彼は人の言葉を解し、お経も読んだとか…

雪丸のお墓もちゃんとあって、王寺町にある「達磨寺」にあります。

また聖徳太子様の愛馬「黒駒」も有名ですね。

黒駒は聖徳太子さまを乗せてどこまでも走り、富士山へ駆け上ったという伝説もあります。

片岡の飢人伝説というのもあります。

これは動物ではありませんが、ある日聖徳太子様が出会った行ききだおれの者があり、衣服を与えて介抱したけれど、後日亡くなってしまった。

お墓を作って葬ってあげたけれど、気になって墓をよく見ると遺体はなく上げた服がたたんでおいてあった。太子さまはその服をまた着たので「あのようなものに渡した服をまた着なくても」と家臣が言うところ「そなたには分かるまいが、あの方は特別な方だったのだ」と答えたという話があります。

聖徳太子様は政治家であり、皇室の皇子でありました。

上に立つものとしての気配りや威厳を備えていたのでしょうが、そこに加えてあらゆるものや人への慈悲が描かれています。

「聖(ひじり)」とは儒教において、もっとも尊ばれた徳目でした。

ひじりである、というのはつまり、聖徳太子様のような方である、と昔の人は考えたのです。

人々のお手本となる教養人であり、人にも動物にも愛された優しい人であり、真似したくなるような徳を備えていました。

聖なる徳を持つ人。

聖徳太子さま。

そのお姿をかたどったと言われるのが、夢殿の救世観音さまであり、金堂の釈迦如来像です。

11月3日(金 祝)半日の法隆寺ツアー
11月4日(土)丸一日かけて法隆寺と斑鳩エリアツアー
開催します!

法隆寺へ行くこと、釈迦如来さまにお会いすること。
それは聖徳太子様に会いに行くのと同じなのです。

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