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アカデミー賞 山崎監督のスピーチがくれたもの

2024年「第96回アカデミー賞」授賞式で、山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞。

宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞を受賞とのことで、おめでとうございます!

関連ニュースの中で、山崎監督の受賞スピーチがとても感動的でした。

監督は自分のキャリアを振り返り、自分たちがこの業界に入ったときは、とてもとても、こんな場所に立てるなんて思ってもみなかった。

今回受賞したことは、誰にもチャンスがあるということである、という内容のことをおっしゃってたのです。

映画といえばハリウッド。映像のクリエイター達はもれなくスタウォーズに憧れ、日本という狭い世界でものづくりをする者たちが、その世界を凌駕するということを、40年前に予言するひとは誰もいなかったし、信じなかった。

この快挙の後ろ側に、たゆまず、腐らず、諦めずにがんばってきた人々が沢山いることがとてもよくわかります。

これは映像の分野でなくても、他のどんなささやかな目標でも、高みを目指すすべての人に贈られる最高のエールです。

自分たちの偉業の達成を誇るだけでなくて、自分たちは何も無いところから懸命にがんばった!

君もできる。到達できる!頑張り続けろ!という最高のメッセージを、山崎監督は贈ってくださったスピーチでした。

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