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僕が旅行できたのは自分が頑張ったからではなく、環境のおかげだったのだ。 #Weeklynoters〜奮闘編〜

おはようございます!
編集作成した僕のProfieeです。
はじめましての方はぜひ見てもらえると嬉しいです。

今日は月曜日。ですが、祝日ですね。
天気には恵まれていませんが、3連休ということもあり、どこかへ旅行に行かれている方もいるのではないでしょうか?

僕は、旅行が好き。

僕も先週末、台風の中、石垣島へ遊びに行っていました。(飛行機が飛ばずに帰ってくるのが1日遅れてしまいました。)

また、8月末には、カナダにオーロラを観に行ったりもしていました。

僕は、旅行が好きです。
非日常を味わえたり、まだ自分が知らない世界を知ることができたり、旅先で素敵な出会いがあったりする特別感が好きなのです。

だからこそ、2年前、世界一周にも挑戦しました。
これまでの旅行の中で、特に世界一周では、楽しい思い出がある一方で、自分に付加のかかる時もたくさんありました。

旅行、特に海外に行くと、困っているとき、体調を崩したときなど、様々な場面で助けられます。みなさんも切符の買い方が分からない、完全に迷ってしまったときに、助けてもらったことがある人も多いのではないかと思います。

間違いなく、一人ではできなかった旅行でした。

その時は多くの人に支えられたことに感謝していましたが、僕が旅行できていること自体に疑問を抱いたことはほとんどありませんでした。パスポートとお金を用意すれば誰でも国内・海外問わずに旅行に行ける。それが、今の時代です。

僕たちは世界を周れる日本人

日本人のパスポートは世界最強と言われています。ビザなしで渡航できる国数が世界で最も多いのです。この事実も僕にとっては疑問を抱く対象ではありませんでした。しかし、よく考えてみると、僕が世界一周をできたり、バイトでお金さえ貯めれば気軽に海外旅行に行けるのは当たり前ではないのかもしれません。

今から100年前、200年前も今と同じように外国で普通に歩くことができたでしょうか?アジア人のこの顔で堂々といられたでしょうか?僕は、自身を持ってYesだと言えないと思います。きっとアジア人、日本人というだけで差別された可能性もあると思います。

世界一周中、アジア、アフリカ、中南米の国々を周りましたが、僕が日本人という理由で何か差別を受けるのではないかと怯えることはほとんどありませんでした。確かにすぐに中国人!と言われたり、ムズング!と声をかけられたりしましたが、相手は悪気がなく言ってることが多かったです。

全くないとは言い切れませんし、まだまだ世界のいろんな場所では、僕たちが日本人であるということだけで、差別されてしまう可能性もあります。しかし、僕がこれまで訪れた国で、僕が日本人であることが理由で差別を受けたことはありませんでした。

自由に旅行できるのは誰のおかげ?

僕たちが差別を受けずに旅行できるのは、僕たちの努力の結果でしょうか??
おそらくそうではありません。

何のおかげか?

それは、環境です。

これまでたくさんの方々の絶え間ぬ努力によって作られてきた環境のおかげで日本人である僕は世界を自由に旅することができました。僕が知らないだけで、日本人の世界的地位を上げた人、国間の良好な関係を築いてきた人…多くの人の頑張りがあって、この環境があるのだと思います。

カナダでオーロラを観ているときにふと感じたことです。

「オーロラを観に来ている日本人って多いんだな。いつからこんなにたくさん人が来るようになったんだろう?この景色を観に行きたいと思って観にこれるようになったのはいつからだろう?もしかしたら、この時間、ここにいれることは当たり前ではない?」

今年の東京大学入学式での上野千鶴子さんの祝儀が話題になりました。
「がんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。」

僕たちが気軽に海外に行くことができ、その行った先の国で普通に過ごすことができるのも、環境のおかげだったのだと感じました。

この環境を作ってきてきた皆さんには、ありがとうと伝えたいですし、これからもこの環境を維持できるように、僕も微力ながら貢献したいです。

最後に、僕はこのnoteで世界を自由に旅できると書いてきましたが、現実はそうではありません。外構や治安の問題などで、行けない国、行くのが怖い国もあります。本当の意味で世界を自由に旅できる日がくることを祈っています。

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