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なら子の寺社探訪記〜高野山①〜


お久しぶりすぎます。

最後に投稿したのがいつなのか、もう思い出せません。去年住吉に参拝してからもう一年が経とうとしていることに気づきまして、これはいけないなとおもい書き始めた次第です。

投稿してなかった間はというと、というかここ数ヶ月の話ですが、発熱でPCRを受けたら陰性で結局は食中毒に罹っていたり、バレーボールで足をねん挫したりとかなり激動な日々を送っておりました。足が完治したら厄除けに行かねばと真剣に考えております。関西の有名な厄除けの場所があればぜひご教示いただきたいものです。

さて、リハビリがてら東寺の話をする前に昨年はじめて訪れました高野山の話をしたいなと思います。高野山は関東に住んでいた時からいつかは行きたいと思っていた場所で、関西住みになった瞬間必ず行くと決めていた場所でございました。

そしてせっかく高野山に行くのであれば、紅葉の季節に行かねばということで昨年の11月に行ってまいりました。半年以上前のことを思い出しながら書くのはかなり大変ですね。

紅葉シーズンに行くのは混むことは容易に想像できたので、ものすごい朝早くに自宅をでたことを覚えています。南海電車にひたすら乗られ、極楽橋駅についてケーブルカーで高野山まで行きました。ケーブルカーで同じ席になった夫婦の方が飼っていた黒柴が可愛くてお話しました。(なら子は柴犬を実家で飼っていて圧倒的な犬派なのです。)

ここからは曖昧な記憶を補完していくため、高野山のマップをみながら話していきたいと思います。

2021-08-01 16.45のイメージ

まず、真っ先に奥の院に向かいました。空海にご挨拶したいというのと、基本ひとり旅では一番遠いところから行って徐々に戻っていくルートが好きなのが理由です。

駅からひたすら歩き、一の橋を渡ると奥の院エリアに入ります。奥の院への参道には大名をはじめとする多くの偉人の墓石があり、思わず歴史の授業が脳内で蘇ります。その中でもある意味反逆者である明智光秀の墓があったことには驚きました。(おそらく当時の大河ドラマは「麒麟がゆく」だったこともあって印象深かったのだと思います。)朝のまだ涼しい時間、草木の生い茂る場所を歩くのは心地よく、いいリフレッシュになりました。

道中、紅葉が見えたので参道を離れて英霊殿に寄り道しました。ここが個人的には奥の院エリア一番の紅葉スポットでした。桜より紅葉派な私はここでめちゃめちゃ写真を撮りました。

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朱の柱に劣らない紅葉の赤に感動し、自然はいいなと改めて思いました。

そうしてたどり着きました、弘法大師御廟です。奥の院自体は女人高野で有名な室生寺しか今まで行ったことがなかったので、室生寺を上回る立派な建物に圧倒されました。空海にご挨拶をし御朱印をいただきました。昨年は賜弘法大師号1100年の記念の年に当たることもあり特別な印が押されておりました。

そうして無事挨拶を済ませ、来た道を降っていきます。次に訪れましたのは刈萱堂です。「刈萱道心と石童丸の物語」をここで初めて壁面に彫られた絵画を見ながらストーリーを知ることができました。話が少し脱線しますが最近「あやしい絵展」に行ってきまして、そこでは「高野聖」や「お傳地獄」物語の挿絵が多く展示されておりました。作品のキャプションにあらすじが記載されていたので、知らなかった両作品の大まかな内容を掴むことができ興味を持つことができました。「刈萱道心と石童丸の物語」と後者2作品は時代、作者や当時の状況も異なりますが、昔の話(物語)でも現代人に刺さるような興味深いものが多いですよね。古いと思わず読んで見ようと思います。

物語に触れた後は近くの有名な和菓子屋さんで酒饅頭を買いました。食べ歩きをしながら歩く高野山もいいなあとおもいつつ壇上伽藍エリアに向かっていきました。

前置きがあり、だいぶ長くなってしまったので、壇上伽藍エリアの話は②としたいと思います。時間をおかず、すぐに投稿します!こうしているうちにもどんどん忘れていってしまいますものね!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

・出典 高野山観光・参拝マップ(http://www.koya.org/koyasan-map.html)



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