IEサポート終了に伴うe-Govへの影響について⇒IEを無効化していたら影響大!?

こんにちは。社会保険労務士の町田です。

労働保険の申告の影響で、電子申請は全体に重くなったり、処理途中でタイムアウトになったりするケースが増えています。
入力情報はこまめに保存しましょう。

さて、MicrosoftのInternet Explorerがサポート終了しました。e-Govのサイトで、下記のお知らせが掲載されていました。

IEのサポート終了後においても、e-Govはご利用いただくことができます。

ただし、IE以外のブラウザを利用して取得済みの電子公文書(XML形式のもの)を表示しようとすると、画面が真っ白になる等、正常に表示させることができない状態になります

現状の電子申請サービスには電子公文書の内容を表示できる機能の用意はありませんが、この機能を準備できるまでの間は、以下のFAQに掲載する代わりの表示方法をお試し下さい。

IEサポート終了に伴うe-Govへの影響について _ e-Gov電子申請

社会保険を中心とする一部の手続では、PDFファイルではなく、XML形式のファイルで公文書が発行されることがあります。この形式のファイルが、従来はIEで表示することができたのですが、IEを使わない場合にどのように表示するのか、ということです。

FAQでは、以下の内容が掲載されています。

Q.
Internet Explorerのブラウザ以外で、XMLファイル形式の公文書ファイルを開く方法を教えてください。

A.
Internet Explorer以外のブラウザでは、初期設定ではスタイルシート(XSLファイル)を読み込むXMLファイル形式の公文書を開くことができませんが、次の手順により、適切に表示させることができます。

Microsoft Edgeの場合
① 右上「メニュー」ボタンをクリックし、[設定]をクリックします。
② 「既定のブラウザ」を選択し、「Internet Explorer モードでサイトの再読み込みを許可」を有効にします。
  ※ ブラウザの再起動が必要となりますので、「再起動」ボタンを必ず押下してください。
③ 以上で必要な設定は完了です。

XML形式の公文書をブラウザで開いたうえで、右上「メニュー」ボタンを選択し、「その他のツール」>「Internet Explorerモードで再度読み込む」を選択すると、適切に開くことができます。


Safari(MacOS)の場合
① Safariの「環境設定」を選択します。
② 「詳細」>「メニューバーに"開発"メニューを表示」を有効にします。
③ Safariの「開発」メニューから「ローカルファイルの制限を無効にする」を選択します。
④ 以上で設定は完了です。XML形式の公文書を適切に開くことができます。

ヘルプ > よくあるご質問(FAQ) >  電子公文書

普段はGoogle chromeを使っているのですが、XMLファイルを開くために指示された設定をした上で、Microsoft Edgeで開いてみました。

「Internet Explorerモードで再度読み込む」を選択すると、「Internet Explorer が見つかりません。Internet Explorer をもう一度インストールするか、もう一度有効にする必要があります。」というメッセージが表示され、XMLファイルの内容は見られませんでした。

※サポート外になっている以上、IEを有効にする、再インストールする、はしたくない。その場合のトラブルの補償をe-Govがやってくれるのであれば別ですが。

ということで、やり方をご紹介するはずが「出来ない!」というトラブルの報告になってしまいました。
また何かわかりましたら追記します。

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