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「遺跡おもしろいって思ったの初めてかも」


俳優・瀬戸康史さんが、サンボーにきたよ。


去る3/20に放送された『瀬戸康史の気ままな“ガチ”旅 ~カンボジア・魅惑の世界遺産すべてを巡る!~』

この瀬戸さんの気まま旅の中で、カンボジア第3の世界遺産サンボー・プレイ・クック遺跡群を訪問された時に、一緒に遺跡を巡るという機会に恵まれました。(関係各位、ありがとうございます!)

公式予告編はこちら。

「サンボー・プレイ・クック遺跡群が大好きな日本人」と競合の少ないカテゴリゆえに、いろいろこちらもわからないことをわからないと伝えつつも、見えるものの間に漂う見えないものに思いを馳せていただく時間になるように、と願って遺跡時間をご一緒しました。

プラサート・イェイ・ポアンの前で、ふと遺跡だけの撮影になってカメラが離れた時、本当に(あの愛らしい)少年のような表情で遺跡を見上げながら
「遺跡おもしろいって思ったの、人生で初めてかも。」と呟いた瀬戸さん。
(ここから先のコメントは番組内で語られています!)

今回の番組内の3つの世界遺産の最初の一人であり、時代的にも3つの中で一番お兄さんであるサンボー・プレイ・クックでそう思ってもらえたことが本当に嬉しくて。

世界遺産3兄弟との出会い方

ここからは勝手な妄想ですが、
3つの今世界遺産になっているアンコール遺跡群、プレアヴィヘア寺院、サンボー・プレイ・クック遺跡群を3人の兄弟とした場合(注:妄想です)、

アンコール遺跡群は多彩さ、器用さを持ち合わせたオールラウンドな三男。早くからその実力を遺憾なく発揮し、評価もされてきたスタープレイヤー。
その洗練された容姿、重ねた経験がにじむ風格ともに、国民的ヒーロー。

プレアヴィヘア寺院は、個性的なルックスと謎に彩られた語らない次男。
他に比較対象のない領域で、圧倒的存在感を放つキラープレイヤー。
近寄りがたさゆえに(立地的にもね)知られるまでに時間がかかったけれど、もう女子がほっとかないやつです。言葉がいらないあれはもうズルい。

サンボープレイクック遺跡群は、飾らない容姿の中に熱さを抱える長男。
外に見せているものと、内側に広がる世界のギャップが大きい。その世界観広さと深さに気がつくには少しの時間と見る眼が必要。一度その精神性と秘められた個性に気がついたら、目が離せなくなる渋いプレイヤー。

*繰り返しになりますが、あくまでこの寺院たちの今の姿から生まれた、個人的な妄想ですよ。

三男>次男>長男の順番(つまり、アンコール>プレアヴィヘア>サンボー)で出会うと、どうしても長男が地味に見えるのは否めない。特に容姿。
実際、今現在は三男&次男に出会って、お腹いっぱいと完結してしまうケースが多い。

でも、最初に長男に出会って、そのおもしろさを噛み締めてくれたなら(ここで瀬戸さんの番組に戻る)、3人の兄弟の個性とその奥にある大きな流れを感じてもらえるのでは、と思いました。

「いつかまた、旅へ」

番組の最後の(放送されたあとだからいいよね・・?)
「いつかまた、旅へ」という一言と、結びのインタビューで瀬戸さんが語っている旅する中で生まれたご自身の変化は、すごく自然で、等身大だった。
今の時期だからこそ、多くの人に届いてほしいなと思っています。

祈・再放送!
番組制作に関わる方々の安全のためにも、再放送増やしていきましょう!

そして、いつかまた、心の扉を万全に開いて旅ができるようになったとき、まだカンボジアの世界遺産3兄弟にあっていない方は番組と同様、長男から会っていただくのがオススメです。

そして、瀬戸さん、サンボーのここでお昼ご飯食べたよ、とか、このおばちゃんからクロマー(首に巻いているチェックの布)を買ったよとか、”サンボー×瀬戸康史さん”のマニアック情報お伝えできますw

機会をつくっていただいた方々、瀬戸さんはじめ制作スタッフのみなさん、絶妙なタイミングでお会いできてよかったです。

いつかまた、ここで。
あの凸面鍋の焼肉用意してお待ちしてます。

2020.04.08


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